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気分転換


「どうか修論の期限に間に合いますように…」という、サンタも迷惑な重ーいお願いをしていたクリスマスの日、

家に来ていた姉と婚約者が、ケーキを買ってきてくれました。

部屋にこもってパソコンにくいついてる僕の姿が、あまりにヒドかったんでしょうね…。
「ひと休みしたら?顔怖いよ?」って何回も言われた…。

まぁサンタに願い事してるくらいですからね。←

それから、イルミネーションを見に行こうと誘われ、車で連れて行ってもらいました。
もちろん愛犬も一緒に。





おかげさまで気分転換できて、何とか初稿を送ることができました。

切羽詰まってるときって、一休みしてから作業に戻ると、意外とはかどるんですよね。

とりあえず一段落…だといいな。笑




乾杯は、オロ〇ミンCで。笑

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なんとも言い難い


電車に乗っていると、ふと朝日新聞の広告に目がいった。

「初志貫徹と臨機応変。政治に、より大切なのは、どっちだろう」

初志貫徹と臨機応変かぁ…。

僕は、どちらも大切だと思う。
でも、意固地になって柔軟な対応がとれなくなってもマズイし、方針や意思がなくて物事が一定せずにコロコロ変わってもマズイ。

バランス良く…とはいえ、なかなか難しいもんですね。 

今の自分の状況にも繋がるものがあって、ついつい車内で考え込んでしまった。笑


他にも、

「赤字八百兆円。子どものツケで、酒を飲んでる親みたいじゃないか」

「友愛を否定する人はいない。問題はその先だ」

「ダム、ダム、ダムと言い続けて数十年。気づけばムダになっている」

など、様々なメッセージを含んだフレーズが印象的。

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中身の主張が強すぎる

貢ぎ物にもらった和菓子が、ツッコミどころ満載すぎる。




薩摩芋の饅頭らしいんだけど…、

…中身、出てない?爆

あ、あれか、包み忘れたのか。

それとも、外の皮が足りなかったのか。

いやいや、こういうデザインなんですよね。←

何か面白い。笑



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米テキサス州ヒューストン市 同性愛者の市長が誕生

米テキサス州ヒューストンで12日、市長選の決選投票が判明し、同性愛を公言しているアニス・パーカー氏(53、民主党)が当選した。
ヒューストン市で女性市長の当選は2人目、同性愛者としては初めてとなる。

米国でこれまでに同性愛者の市長が誕生しているのは、ロードアイランド州プロビデンスやオレゴン州ポートランドなど。
米国第4の都市ヒューストンのような大都市で同性愛者の市長が当選するのは初めて。

ヒューストン市は数年前、同性カップルの権利を認める法案が住民投票で否決されているほか、同性結婚が違法となっている。

同性愛に対する偏見が根強い南部州のテキサスでのパーカー氏の当選は、同性愛者の権利獲得に対する大きな追い風となる可能性が高い。
(以下より参照・抜粋)


同性愛者の市長が誕生、米テキサス州ヒューストン市(CNN)
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200912130012.html



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仕方なくはない


僕の通ってる大学は、宗教的なものあり結構というかかなり保守的でして、セクマイの学生がいたら傷つきそうな発言をする先生が結構おります。

今、聴講させていただいてる授業の先生も結構言っちゃう人で、
まぁ今日もかましちゃったんですね。

その授業はビアンの同級生も聴講してるんですが、彼女に「あの発言良くないよね」と言ったところ、「そんなもんだよ。仕方ないよ」と返されたんです。

まぁ確かに”そんなもん”なのかもしれないけど、
それでも自分の周りから少しずつでも変わっていったら、嬉しいじゃないですか。

一応その先生にはユーモアを交えつつ言ったんですけど(爆)、
”そんなもん”とか”仕方ない”とかが、何だかセクマイへの偏見に対する諦めみたいに感じちゃって切ないです。

”偏見を受けても仕方がない”、”何か言われても仕様がない”、みたいな。

個人の感じ方とか意識の違いなんだろうけど、セクマイへの偏見を受け流すような態度は、今はあまりできないんですよね。

昔は、そのビアンの同級生みたいに”そんなもんだろう”って思ってたし、
人に何か言われてもあまり気にしない性格だったこともあって、自分からセクマイへの偏見を訂正するような姿勢はなかったんです。

でも、実際自分が人に差別的なことを言われて物凄い傷ついた時があって、傍にいた友人がその人に「それは誤解で、〇〇なんだよ」って言ってくれた時があったんです。

その時、「こんな悔しいのに、何でそれは違うよって言い返さなかったんだろう」って思ったんですね。

それ以来、偏見って訂正しなきゃ改善する兆しがないのかもって思うようになって、ちょいちょい言うようになったわけです。

別に社会を動かすとか大それたことじゃなくて、日常生活の中からちょっとずつでも、自分の周りから動いていったらいいなぁ…という気持ちで。

でも人間関係を保ちながらそれをやるって、なかなか難しいですよね。


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危ない

帰り道、自転車を漕いでいたら、いきなり大きな衝撃におそわれた。

目を開けたら道路の端っこに転がっている自分。

「…???」状態の頭。

何が起きたか分からずに周りを見渡すと、遠くに今さっきまで乗っていた自転車が転がっている。

とりあえず、自転車から転げ落ちたことが分かった。

そして自転車までかけ寄ってみると、むざんな自転車の姿。

なんと、前輪の泥除けがあり得ない方向に曲がっていた。




「……」

呆気にとられて棒立ちしていると、僕が転んだところを目撃していたらしい人が来て、
「大丈夫?なんかすごい映画みたいになってたよ」と言って、近くの自転車屋さんまで自転車を運ぶのを手伝ってくれた (ありがとうございました

映画みたいな転びっぷりって、どんな。笑

自転車屋さんは、壊れた自転車の姿に驚きつつ笑っていた。

曰く、転んで壊れたのではなく、壊れて操作不能になり転んだようだ。爆

確かに、かれこれ8年乗ってますからね…、寿命だったのかもしれません。

ついでに全身痣だらけ。笑

腕が上がらなくて暫くピアノが弾けないのが悔しい。

気をつけましょうね、うん (お前がな



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懐かしんで振り返る

今、修士論文の関係でトランスジェンダー当事者の方へのインタビュー調査をしているんですが、

実際に1人1人話を聞いていくと、本当に様々な在り方があるんだなぁと実感する日々です。

そしてやっぱり僕も当事者として勉強になりますし、考えさせられることも多々あります。

最近は、「そういえば自分はどうしてXっていうモノにたどり着いたんだっけ?」ということを振り返ったりします。

僕の性自認は当初から男性でした。

けれど、最初はどうしても自分をFTMと表現することに疑念を感じていました。

なぜなら、マス・メディアなどで語られるFTMイメージや像が、いまいち自分とは合わなかったんです。

ジェンクリでこれまでの生活史などを話すと、先生は僕に典型的なタイプだと言いますが、
僕にはどうしても自分がFTMだとは思えなかったんですね。

それは、(ステレオタイプ的な)FTMらしさ・イメージ、ジェンダーに対する考え方が、多くのFTMが持つモノとは合致する部分が少なかったからなんだと思います。

その”らしさ”が良いか悪いかじゃなくて、たまたま僕の(特に)ジェンダーに対する考えに合わなかったという。

つまり性自認ではなく、生き方やジェンダーに対する考えが「自分はFTMなのか?」という疑念に影響を与えてたんだと思います。

「性自認が男性でFTMというカテゴリーに入る自分は、男性性に沿った生き方をしなければならないのか?」と、まだ知識に乏しかった僕はひどく悩みました。

男性だとずっと認識していた性自認さえ揺らいだほどです。

そこで偶然知ったのが、X-genderという在り方でした。

中性・無性・両性などなど、そういう性自認や在り方を知り、自分のジェンダー観や生き方に関する視野が広がりました。

そうして、自分はFTXなのかとも思いました。
でも、やはり自分の性自認は男性だという気持ちが強くありました。

ちなみにブログを始めたのは自分をFTXだと考えてた時期なので、今だにブログのサブタイトルがFTXのままです。←いい加減

FTMなのか?FTXなのか?と悩み倒した時期が結構長く続きましたが、現在はFTMTXというスタイルにおさまっています。

勝手な個人的解釈としては、FTMが性自認で(T)Xが生き方・ジェンダーだと考えてこういう表記を使ってるわけですが。

それに、「自分の生を全うして人間らしく生きればいいじゃん」と思えるきっかけになったのも、Xという在り方を知ったからです。

今では、性自認と生き方やジェンダーを分けて考えられるようになり、ずいぶん肩の力を抜いて生活できるようになりました。

今すぐに自分のジェンダー・アイデンティティを決めなきゃならないなんてことはナイんですよね。

ゆっくり時間をかけて、あーでもないこーでもないって考えながら、自分がしっくりくる在り方を探していけばいいんだと、改めて感じます。

そんなことを思い出しながら、モソモソとパソコンに向かってます。




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ご案内


◆JASE関西性教育研修セミナー2009冬

JASE主催で2006年にはじまった〈関西性教育研修セミナー〉の今年のテーマは、「性と社会(SEX&SOCIETY)」。
2009冬は「エイズ四半世紀で何が変わり、何が変わらなかったか」と題するプログラムを企画。

日時:2009年12月12日(土)  13:00~17:30(12:30開場)
参加費:1,000円
定員:90名
場所:TKP大阪梅田ビジネスセンター・カンファレンス16B
    大阪府大阪市福島区福島5-4-21TKPゲートタワービル 16F
申込方法:JASEホームページの申込フォームから申込。 締切12月7日(月)


詳しくはHPへ。
http://www.jase.or.jp/etcs/guide_jase.html#anch02





◆2009年度 性教育実践のための指導者講習会 愛知会場
             
日本性教育協会主催で、学校における性教育の次代を担う指導者を育成するため、性教育の重要性を伝えると同時に、ライフスキル形成を基礎とする性教育の考え方と実践を通して、授業のあり方と工夫について学びます。

日時:平成21年12月19日(土)10:00~16:30、20日(日)9:50~16:20
*両日参加を原則とします。
会場:名古屋市 名古屋駅菱信ビル貸し会議室3F
募集対象:1.幼・小・中・高等学校の教師等。
       2.県・市町村教育委員会関係者。
       3.学校保健関係者、その他。
参加費:5,000円(資料代)
定員:100名
申込方法:JASEホームページの申込フォームから申込。 締切12月4日(金)


詳しくはHPへ。
http://www.jase.or.jp/etcs/guide_jase.html#anch02



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トラですかそうですか


もう12月ですねー。
あっという間…。

来年の干支を、先日知りました。

阪神ファンの子に聞きました。笑

そうか、来年は寅か。

だから彼は嬉しそうに教えてくれたのか。


こんな調子ですから、年賀状の準備も遅いです。

でも、携帯で年賀状テンプレートとか使って送るのは好きじゃないので、
年賀状だけはちゃんと書きます。
そりゃもうしゃかりきに。

ぁー、でも今年は忙しくてちょい無理かも…。←


さてさて。
みなさんは年賀状の準備してますか?w

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季節はずれのラベンダー

修論の初稿が迫ってるため、最近家にこもりがちです…。

「気分転換せな!」

…ということで、

ラベンダーで有名な土手へ、愛犬と行ってきました。

もちろん、季節はずれw←


丸っこい塊がラベンダー。↓


これがずーっと先まで続いてます。

開花時期だったら、かなり綺麗でいい香りがするんだろなー。

芝生も整備されてるし、犬との散歩にはもってこい!な場所。


愛犬もご満悦w

←若干、首かしげ。笑


←何ですぐペロっとすんの?笑






そういえば昔、国語の授業で「ラベンダー」を「ベランダー」って読み間違えたことがあったな…。

…えぇ、そりゃもう恥ずかしかったですよ。爆


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漢方はじめました

知人に教えてもらった病院へ行ってきたんですが、なんとも先生がユニーク。

でも僕は結構好きな人柄。

東洋医学を専門にされているということで、今までにない診察内容でした。

何か上手く説明できないけど、とにかく頭の中が「??」状態。
ダウジングとか、ツボとか。

診察室の天井からはゴジラの玩具がぶら下がってたり。爆
見たこともない道具とか、「気」について書いてある表とかがあったり。

日頃お世話になっている西洋医学とはまた違った雰囲気がありましたね。

漢方を処方してもらったんですが、初めてなので匂いとか味に慣れるまでちょっと苦戦しそう。笑

そういえば、今注目の事業仕分けでは、漢方薬などの保険適応外が提案されているとか。

ぅーん…、それは困る。

というか、人間が生活する上で必要不可欠なもの(医療)とかに負担を強いるっていう方向が、ちょっとどうなのさ?って思う。




さてさて。
漢方の効能はいかに。


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おしるこ缶


この時期になると自販機で見かけるようになる、おしるこ缶。

しかも、通学途中の駅構内や大学内で見る自販機では、たいてい売り切れている。爆

…なぜ。

街中でもおしるこ缶飲んでる人見たことないのに。笑

実は根強いファンが結構いるのかな?

そして気になる中身。

あんこは?
餅は?

どうなってるんだろ?

ちなみに、おしるこ缶は20年以上自動販売機で不動のレギュラーポジションを維持しているらしい。笑

こんなに種類があるんだってー。
いやー、ビックリ。
http://www.hat.hiho.ne.jp/asfactory/oyatsu/minispe/minispe_oshiruko.html



ちなみに、冬に大学の自販機で人気なのは、甘酒缶。爆
(ノンアルコールorアルコール1%未満)



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祝☆aruko1周年 懇親会のお知らせ

性別違和を抱える人のための自助グループ「aruko」。
HP⇒http://aruko.cc/ 

       








arukoは11月で、1周年を迎えます!

ユニークで頼もしい仲間と一緒に1周年を迎えられて、本当に嬉しい限り。
そして感謝!!


 
まだまだ発展途上ではありますが、試行錯誤しながら頑張っていきますので、
これからもよろしくお願いします(・∀・)ノ
 


そしてお知らせ!

Anniversary*めでたい!ってことで、1周年祝いの懇親会を開催します!
久しぶりの方も、初めての方も、みんなでワイワイ楽しみませんか?

         




*********************************      
  


日時:2009年11月22日(日)
   18時~20時
会場:埼玉県さいたま市 最寄:JR浦和駅
予算:2500円程度

集合時間:17時45分
 ※参加希望の方は、メールで事前にご予約ください。
 予約の締切は、11月20日(金)まで。
 
 件名に「懇親会予約」と記載の上、お名前(HN可)を本文に記入し、
 info☆aruko.cc
までメールしてください(☆を@に変えてください)。
 折り返し、集合場所や会場の詳細をお送りします。

*********************************        


 

日にち的にギリギリのお知らせになってしまい、申し訳ありません。 
 
いつものミーティングとはまた違った雰囲気で楽しめると思うので、
これを機に、ぜひぜひご参加ください!

絡みましょう!笑







            ↑↑終了しました↑↑

 
     たくさんのご参加、どうもありがとうございました!!

 
 


                
   





















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パフューム


院生室で数人で雑談してるとき、とある男の子からフワッと良い香りがして、
思わず「良い匂いするねー」と言ったら、「オッサンか!」とツッこまれた。笑

いやいや、だってスンゲー良い香りだったんですよこれが。

女の子の方が香水つけてるイメージあったけど、そうでもないのかな??

僕の周囲だけみると、女友達より男友達の方が香水つけてる人が多い気が…。
きょうだいも、姉貴はつけてないのに姉貴の婚約者はつけてたり。

(人間以外の)動物だと、よく求愛行動としてオスがフェロモン臭を出すとか聞くけど…。
人間の男性が香水つけるのも、一種の求愛行動?笑

こんなこと考えてるくらいですから、無論僕は香水なんてつけません。爆
プレゼントやらで貰った香水があっても、友人やパートナー
に流れる…。


そういえば、香水も男用・女用に別れてるみたいだけど、なんで香りにまで性別区分があるのか不思議。

もう、何から何までとことん分けなきゃ気が済まないんでしょーかね。笑
 
ちなみに、におい研究をしてる同級生によると、香水などでいわれるフェロモンというモノ(匂い)は、
実際は存在しないんだそうです。爆
まぁ色んな説がありますからネ…。


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冷しカレーうどん

急にカレーうどんが食べたくなり、ふと思い立った。

「そうだ!アレがあった!」





前にもらったカレー食品の品々の1つ。

「冷しカレーうどんの素」

寒いのに冷しカレーうどん?

いやいや、寒いからこそ冷たいものを食べるのですよ。←意味不明

作り方は簡単!

ゆでて、冷水でもんだうどんに素をかけるだけ!

カツオの香りのカレーつゆに、にんじん、たまねぎ、豚肉が入っていて、和風テイスト。

そんなに辛くないし、美味かったですφ(・ω・ )!

ちょっとヒンヤリしたいときに食べるといいかも?笑



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性指向と性自認


先日(いつだっけ?)、色んなカップルを紹介する…みたいな番組がありました。

途中から観たので主旨もよく分からなかったんですが、
レズビアンカップルとか、パートナーがニューハーフだったりFTMだったりするカップルとか、国際結婚カップルとか、とにかく色んなカップルが出てました。

個人的には、レズビアンカップルがメディアに出たっていうのが画期的だなぁ…と思いました。
レズビアンの不可視性って、よく問題にあがるし。

ゲイやMTFやニューハーフなどの方は結構マス・メディアで見かけますが、
レズビアンやバイセクシュアル女性って、なかなかメディアで見ることないですからね。

あとは、FTMの方に「女の子が好きだから男になったんだもんね?」って言った芸能人がいて、思わず笑っちゃいました。笑

性指向と性自認の理解は難しいですね。



それで、気の合う院の後輩と飲みに行った時、その番組の話を2人でしたんですが(笑)、その流れなのか何なのか、カムアウトされちゃいました。

「好きになるのは女だけど、エッチしたいのは男なんだ」と。

いやぁ、酒&1対1の魔力はスゲェなぁ…と思いましたね。

彼曰く、僕を見てたら何でもアリなんだ!と思えたらしく、ふっきれたと。
お役に立てて嬉しいね。

彼とは学部時代からの仲で、昔から変に懐いてくるんで、「何で僕に懐いてくんの?」って思ってたんですけど、今となっては「類は友を呼んじゃったのか」と納得してます。笑

ホント、セクシュアリティって人それぞれですよね。


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秘密のケンミンshowフェア

今日はちょっとした打ち合わせだったんですが、メンバーが何やらお土産を買ってきてくれました。

今、大宮の駅構内で「秘密のケンミンshow」フェア?をやってるそうで、
そこから買ってきてくれたみたい。笑


静岡の「さくら棒」(左)と、栃木のレモン牛乳クッキー(右)


    


「さくら棒」は、麩菓子のことみたいです。
ピンク色がキレイ。
麩菓子といったら、黒糖のあの色のしか知らなかったので、ちょっとビックリ。

レモン牛乳クッキーは、若干警戒しましたね。爆
先日、宇都宮へ行ってきたばかりなんですが、駅の土産店で「レモン牛乳」を見て、「なにコレ?」って気になったんですけど、結局買わなかったので。
牛乳の方は、どんな味なんでしょうね…。


残念ながら、僕は甘いものが苦手なので食べられなかったんですが(殴っ)、
他メンバーは「美味い!」って言って食べてましたヨ。

「秘密のケンミンshow」フェア(?)、ちょと行ってみたくなりました。笑

埼玉は何があるんだろ…?
  

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最強の味方

昨日の「ハートをつなごう」を観て、泣いた。

13歳の子が、自分の性別違和と向き合おうと懸命にもがきながら生き、家族もそれに寄りそった。

おねえちゃんたちは、手厳しい(笑)言葉をぶつけるんだけど、
でも実はそれって、性別違和がなくても女性が日常の中で感じる「女性であることの不自由さ」の代弁でもあるような気がした。

そして、お母さん・お父さん。

何がこの子にとって一番良いのかを一生懸命考え、支えていた。
途中、頑張りすぎてはしっちゃってることもあったけど、自分の子どもの状態を理解しようとする姿勢は、本当にすごいと思った。


学校へ登校するときの服について悩んだとき。

お母さん、お父さん、おねえちゃんたち、ニャンコとの家族会議では、
「どうしたいの?」「体操着が着たいの?男の服が着たいの?男子の制服が着たいの?」と問われ、
涙し、その子が力いっぱい吐き出した言葉は、「怖い」だった。

「怖い」
「男子の制服着て1人になるのが怖い」、と。

それは、
これから立ち向かっていかなければいかないことへの不安と、
何かを失ったりするかもしれないことへの恐さと、
立ち向かっていくんだという決意と、
いろんな感情や考えが溢れたのかもしれない。

でも、その気持ちは確かに家族に伝わったんだと思う。
朝、お母さんとハグしてから登校する姿が、この子の色んな気持ちを表してるように感じた。

すぐ傍に味方がいる。
そのことは何より勇気になるんじゃないかな。


再放送は、11月9日(月)・10日(火)、午後1時20分から。



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宇都宮餃子



第11回性科学セミナー&第29回日本性科学会学術集会へ行ってきました。

◆性科学セミナーの方は、性教育に関する話が興味深かったです。

包茎とか、マスタベーションとか、コンドームの話とか、今まであまり注意を向けられなかった男の子への性教育の話が良かったです。

もちろん性感染症やセーファー・セックスの話も大事です。
あとは、やっぱりコンドームの付け方は最低限の知識として必要なのでは?と個人的に思いました。

それから、同世代から知識を得るピア・エデュケーション(仲間教育)など、思春期の子どもが主体となる取り組みも興味深いです。

学校や指導要領などの制限が大きいという性教育だけど、理論的なことばかりじゃなくて、ちゃんと正しい実践に繋がる性教育がされていくことを期待します。



◆日本性科学会学術集会の方は、

…絶倫坊やが印象的過ぎて、内容をあまり覚えてない!爆
(T先生の大学時代のあだ名なんだそうな。笑)

あと、「指の長さと性指向」の話。
論文読んでみよっと。笑
(Finger-length ratios and sexual orientation ,Nature(2000)404, 455-456.)

性分化異常症(半陰陽)の話を聞いて感じたのは、絶対的な性別判断なんて実はナイということや、性別決定しないで社会生活を送るのはやはり難しいことだということ。

それから、自助グループでのサポートプログラムについてや、当事者の方や当事者の家族の方の発表も良かったです。



◆文化の日には、教えていただいた針間先生の講演会を聞きに宇都宮へ行ってきました。

個人的には、医療を希望していない人や、いわゆる典型的ではない人たちへの支援の方向性について聞きたかったなぁ。←あとで気づいた

例えば、その人が住んでいる場所の最寄りのコミュニティや自助グループの紹介システムや、心理療法やカウンセリングの有効性など、それぞれのニーズに合った支援というのも大事だと思うので。

でも、とても勉強になりました。

そんなこんなで、
帰りはもちろん餃子食べて、お土産の餃子買って、帰りました。笑

味噌タレで食べる焼き餃子、美味かったw

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はまりそうな予感


もう11月ですよー。

早いもんですね。

大学では新型インフルエンザの関係で休議する学部も出てきたり…。
人ごとじゃありませんからね。

みなさんも風邪やインフルエンザに気をつけてお過ごしください。


さて。
今日は同級生の修論の手伝いで、朝からずーっと被験者三昧でした。笑

眼球運動、表情認知、動機づけ、記憶などなど、みんなテーマは様々。
認知心理系の研究が多いですかね。

ちなみに被験者へのお礼は、お菓子。
あるいはハグ。笑

で、ビアンの同級生の実験を手伝ったんですが、お礼にと漫画を貸してくれました。
「MAKA-MAKA」 岸虎次郎

ビアン関連の書籍って、やまじえびね、中山可穂くらいしか知らないので、こういう作品もあるんだー?と、勉強になります。笑
(ちなみに中山可穂の「深爪」が好きです)


よし、帰ったらじっくり読みます。

…はまったらどうしようw


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ご案内


第29回日本性科学会学術集会&第11回性科学セミナーが開催されます。

日時 : 2009年10月31日(土)~11月1日(日)
場所 : 埼玉県さいたま市 大宮ソニックシティ

◆第29回日本性科学会学術集会
大会テーマ:「男と女はこうつくられる」

◆第11回性科学セミナー
大会テーマ:「セクシュアルヘルスの教育と啓発」


詳しくは、HPまで。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~jsss29/



あー!!
今まで行きたいと思った学会の中で一番家から近いw 笑
地元開催です。

学会の場合は交通費がいつも痛いですからね…。
しかも、この大会は参加費が学生の場合かなり安いです。

なにより内容が本当に豊富で、行く価値あります。
GIDのみならず、性に関連するたくさんの発表があります。
個人的には、ターナー女性や性教育の話が興味ありますネ。

興味のある方、足を運んでみてはいかがでしょう?

僕はもちろん行く予定ですw

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焼イモを求めて…

そういえば、今年はまだアノ焼いもを食べてないな…。

よし、焼いも買いに行くか!

ってなわけで(笑)、

近くの◎協へ行くことにした。

毎年、ホクホクの焼いもを求めてたくさんの人&犬が集う。

だいたい午前中には売り切れてしまう、驚異の焼いも。笑

恐るべき◎協。笑



出発ー!



うろこ雲とか、
  



金木犀とか、




黒ニャンコとか、(笑



秋を味わいつつ、


ゲットした焼いも!
ラスト2本だった。爆

  


もちろん、愛犬と美味しく頂きましたw







秋の夕暮れはなんとなく寂しい感じがするのは何でなんだろうなぁ。




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クィア学会で


引き続きクィア学会関連。

発表で気になるものがありました。

性規範に当てはまらない人についての発表だったんですが、

僕も、性規範やそのカテゴリー内のステレオタイプに合致しない人たちの苦悩や支援ということを研究テーマにしてるので、とても興味深かったです。


例えば、性自認や性指向の規範や押し付けというのは、支援の対象を限定してしまう恐れがあり、今論じられない対象の人々の支援を送らせてしまう可能性があります。


例:トランスジェンダーで、医療的治療を希望しない人や特定の性自認を持たない人…etc。


また、ある特定のカテゴリー(性同一性障害、ゲイなど)を用いることによって、そこに収まり切らない人々に対する論議を欠いている(抜け落ちてしまっている)ということ。
例:バイセクシュアルの人や、体の性が女性・性自認が男性・性的指向は男性に向くという状況にある人…etc。


さらに、特定のカテゴリーに入る人についても、あるカテゴリーに入ってしまうとステレオタイプ的なアイデンティティを持つことを強いられるという問題点があり、結果としてステレオタイプなイメージに繋がってしまうということ。例:ゲイらしさ、GIDらしさ…etc。


んー…、やっぱり既存の性規範に当てはまらない人の存在というのは、従来のジェンダーや性別2元論を考える上で重要だと思います。

一度ステレオタイプ的な存在になってしまうと、なかなかそのイメージから抜けられないし、本人も望んでいない”らしさ”を持たなければならない状態に陥る可能性もありますし。
それに支援の対象が可視的であるかそうでないか、多数か少数かなどによって決まるというのは、やはり個人的に疑問があります。
「誰のための支援なのか」ということを考えると、難しい問題ですね。
改めて色々考えさせられました。

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ポテトもち

最近、院生室で「ポテトもち」(セブンにて販売中)が空前のブームを巻き起こしている。笑

ナゼかは知らないが、とにかく大人気。
 
誰かが夜食とかの買い出しに行くとき、必ず「ポテトもち食べる人ー?」と声をかけるんだが、今まで無言でパソコンに向かっていた人たちが一斉に手を挙げる光景は、まさにカオス。
 
先輩・後輩関係なく、ポテトもち争奪戦が繰り広げられている。

確かに美味いもんなー。
僕も好きw

大学近くのセブンでは、ポテトもちの売りあげがいい感じになってるんじゃなかろうか。笑

いつまで続くか、ポテトもちブーム。







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クィア学会 1


クィア学会(http://queerjp.org/)へ行ってきました。
分野の微妙な壁を改めて感じつつ、内容の濃い発表を楽しんできましたヨ。

プログラムで上映された映画が色々と考えさせられるもので、個人的に良かったです。

その中で個人的に興味深かった事柄がいくつかあったのでピックアップ。


長いのでたたみます(…すみません
興味のある方ドウゾ。


映画:「男子であること/Boy I Am」

FtMトランスジェンダー3人のドキュメンタリー。
フェミニズムとトランスの関係についても。



●トランス・アイデンティティの困難…不可視性。


思春期の身体的変化や社会的な優位さ・ジェンダーなどの問題によって、女が女性になりたくない気持ちと、性自認が女でなくて男になりたい気持ちというのは別の問題だが、なかなか理解されにくい。

 また、FTMやFTXなどに対する「違うタイプの女性にナゼなれないのか?」
 「女になりたくないからでしょ?」といった誤解も根強い。


 

●女性の男性性、身体観、女とはナニか?

 
 社会は男性優位の社会なので、男性が男性性を持つのは(歓迎されることな
 ので)容易(?)であるが、女性が男性性を持つことは(期待される女性性では
  なく反対の性別特徴を持とうとするため)ストレスフルになる。


特に男性社会の中では、女性にとって身体やジェンダーやセクシュアリティの
 問題は大きい。

(例)自分の女性的身体特徴が他者の視線によって女と判断され、様々な女性役割を期待されたり押し付けられるのがイヤ。したがって、女になりたくない・女だと思われたくない。



↑のようなことなどから、自分の女性性を否定するがゆえに診断の有無に関わらずGIDと名乗ったりトランスを自認する動きが強くなっていることが危惧されているという。

「個人的感想」
自分が感じている者が何なのかなんて専門家でもない限り分からないんじゃない?とも思う。
だから、あまりに過剰でない限り個人の認識も大事にすべきだと思う。
過度の批判・区別化は新たな差別につながる恐れがあるのでは?
 
 

●若者に関する問題。


自分のジェンダーというのは性行動を通して気づくが、10代ではまだ自分の体を十分には分からない。しかし、焦りや選択肢の少なさ、医療が未成年に対して慎重といったことから、正規ルートではなく裏ルートで治療にはしることが危惧されている。

だからこそ、焦らず色んな可能性を知ることが大切だという。

 

●上映後のセッションにて:コミュニティ内での問題…排他性。


 性自認を勝手に決め付けられる、明確さを求められる。
 また、規範的な「男女」に求め、曖昧や未決定は煙たがられる。

本人の性自認だけでなく第3者からの判断がないと認められないのか?

医療的治療に重点が置かれ、それらを希望しない人の居場所が減っていく 
 (希望する人が上位、しない人は下位という位置づけが存在する)。

「個人的感想」
 自分の性自認やセクシュアリティを互いに認め・尊重しあえるようになって 
 ほしいですよね、本当に。
 ステレオタイプ的な特徴を当然のように押し付けられたりするのは、やはり
 窮屈です、僕は。
 それにジェンダーやセクシュアリティなんて固定的ではなく変化し得るもの
 ですから、こうじゃなきゃ!なんて決めつける必要ないと思います。
 


*****


いろいろ盛り沢山な映画でした。

今後レンタルの予定はあるんでしょうかね。
なってほしいです。

家でゆっくり観たい。笑

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割れない割り箸

昼に学食でラーメンを食べたんですが、

渡された割り箸が、「割れない割り箸」だった。笑

これじゃーただの棒w
もう1本ないと食べられないヨ。






ある意味、四葉のクローバー並みのラッキー?笑



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温厚なんです

日頃から、ボーッとしてることが多い相棒(愛犬)。

ボーッとというか、フリーズだけど。笑

先日、動物病院で診察されてるときもフリーズしてて、

さすがに病院は怖いんだろうなぁ…と思ってたら、

獣医さんに「のんびりな性格だよねー」って言われて、ビックリ。爆


病院が怖いからじゃなくて、ただボーッとしてるだけなのか、オマエw







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秋空と秋桜

荒川コスモス街道へ行ってきました!

通っていた高校近くだったので、すごく懐かしかった。


コスモス街道は、約3kmに渡って800万本のコスモスが咲いています。

残念ながら、先日の台風の影響でずいぶん倒されてしまったそうですが、
一面に広がるコスモス畑は圧巻。








←ミツバチも。




コスモスを見ると、秋を実感します。

秋空に映えて本当に綺麗。

色も、ピンク、赤、黄色、橙色、白など、色んな色があるんですね。

11月に入ると、切り取り持ち帰りが自由になるんだとか。

土手で、お弁当食べながら楽しそうに話しているおじいちゃん&おばあちゃんが、すごく微笑ましかったなー。




お昼は、川幅が全国No.1の荒川をイメージしたという「川幅うどん」を食べました。




太っ!

箸で持つのも一苦労…というくらい重いんです。笑

でも、ワンタンの様な食感で美味しかった~!







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電子タバコ

今日は台風の影響で大学は休校でした。

暴風で都内を走る電車がほぼ運休だったということで。

みなさんは台風大丈夫でしたでしょうか?

これから暴風域に入られる方、お気をつけください(・・;)




そんなこんなで、資料整理したりプログラミングしたりしつつ、
ちょっと前に知って気になっていたものを見てみた。

電子タバコ。

専用カートリッジ内の液体を電気的に霧状化し、その微粒子を吸引することでタバコの代替とする製品(禁煙グッズ)。

メリットとしては、
火を使わない。
最初の購入費用はかかるが、ランニングコストは安い。
副流煙がない。

デメリットとしては、
充電が必要。


ヘビーでもないしそんなに吸うわけじゃないけど、どうしても吸いたいときにいいかな、と。
もちろん、ニコチン無しのやつ。

カートリッジは寿命があるが、充電式で何回も使えるそうだ。



んー…どうなんだろ?

ちょい検討中。






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川越散策


集中講義で仲良くなった先生と受講生とで、先生が昔住んでたという思い出の川越へみんなで行ってきました。笑



   


もちろん、かしわ横丁も行きました。笑

蔵づくりとかイイですね、落ち着きます。



で、みんなで歩いてたらとある店の前で面白いモノを発見!

「ダンシングキャット」

ちょっとメタボなネコたちが、おしりをふりながら踊るというオモチャ。

これがね、これがね、メチャクチャ僕のツボに入って大爆笑なんですよ!







あははは!
あははは!

この腰つき!
この腰つき!

これが5個くらい同じ動きしてんの!

大爆笑。

腹筋おかしくなった。笑


ぁー…川越行ったのに、なーにやってんだか…(ノ_-;)





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別にやましい研究なんかじゃない



院の同級生と、就活で自分の研究の説明を面接でするときの話をしてたら、
「めぐむクンの研究は堂々と人には言えないもんね」 って言われて、

それが何だかものすごーく頭の中でつかえて、そしゃくできないんですよ。
もちろん同級生に悪気がないのは分かってるんだけど。

僕は自分の研究してることを「堂々と人には言えないもの」だと思ったことはナイです。
(ちなみに、セクマイへの偏見・態度変容の研究&トランスジェンダーのステレオタイプ研究)

エゴでしかないけど、
自分の研究が少しでもセクマイの人たちの生きづらさを緩和できるような事柄に繋がって欲しい、という思いから、自分なりに一生懸命やってます。

そりゃ、すぐにその成果が出る訳ではないし、政治的活動みたいに直接訴えることもできないかもしれない。

でも、何か上手く言えないけど、研究って、いつか誰かのために・何かのためになってほしい、って思うからしているのであって、
それを「堂々と人には言えないもの」って言われると、自分がしてきたことって何なのかな?って考えちゃうんですよ。

僕がしてることって、してきたことって、本当にいつか誰かのためになるのかな?って。

エゴで独りよがりなことなんだけど、何かそんなことを生意気にもあーだこーだ考えちゃって。

ちょいとテンション低め~(´ `)
グチみたいですんません。。。


ぁー…、自分はあまり言葉に出して表現することが上手くないけど、せめて同級生に
「いーの!俺は誇り持ってやってんの!」ってツンすれば良かったなー… (デレがない



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肉じゃありません、コンニャクです

出てきたとき、「なに???」って動揺しましたよ。爆

ドーーーン!!

こんにゃくステーキ。





けっこう一般的な料理なの?

僕、知らなかったのでかなりビックリしました。笑

こんにゃくを丸ごとナイフ&フォークで食べるって、何か面白いですね。

ボリュームあるんで、すぐお腹いっぱいになれますw





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性別を実践する?


今、授業で使ってる本の中に興味深い章があります。

社会学の本なんですが、心理学(しかも実験系)専攻の僕にはものすごく斬新な記述に見えます。

 

その章は、アグネスという、あるインターセクシュアルの「性別化の実践」について書かれた章。

 

彼女が女性として生きる権利を獲得するために行った通過作業(パッシング)から、彼女の「性別化の実践」を詳細に記述したものです。

また、彼女の「性別化の実践」を通して、組織化された社会の中で正常(と思い込んでいる)なセクシュアリティが生み出されているということを分析しています。



読んでみて、個人的に面白いと思った事をいくつかピックアップ。
 

 

以下、長いので。

興味のある方、長くてもいいよ、という方がいましたらドウゾ。







 

アグネスはインターセクシュアルで、発達した胸と男性の外性器をもち、女性的体型で女性アイデンティティをもってます。

17歳までは彼女の意志に反して男として育てられ、19歳のときに手術を受けるため精神科を受診しました。

  

 

①生活史。

彼女は生活史を使って自分の現在の状況に歴史を与えます。

 

子どもの頃は人形遊びをし、乱暴な遊びは好まず、兄のためにパイケーキを作り、母親の家事の手伝いをよくした、と精神科医に話します。

 

つまり、いかに子供のころから女性的特徴を持っていたか、そういった要素が首尾一貫したものだったかということを説明することによって、自分は最初から女だったという主張を確定しているわけです。

 

それについて著者は、生活史を使って自分の現在の状況に「歴史を与える」という言い方をしてるのが面白い。

 

で、なぜこのような作業が必要なのかと言えば、彼女には自分は生まれたときから女であるという意味付けを与えてくれる過去の生活史や、これから女として生きていくという将来への展望を示す生活史がないからです。

(自分の性別やセクシュアリティに違和感・疑念を抱いたことのない人は、その生活史をもともと持っている)

 

トランスジェンダー等も同じような作業をしますよね。

何度も自分の過去を振り返り読み直し、自分が現在大事にしているものや願望を支え、統合するための証拠を生活史に求めるわけです。



 

②手術に関する見解。

男または女であるための最も望ましい「資格」は、“生まれつき・自然が与えた”性別に合った性器を所有していることだといいます。

 

なので、文化的に提供された性別(ジェンダー)と矛盾する身体を持つ彼女は、手術によって自分が望む“女性であることの資格”を得るしかないわけです。


つまり「自分は最初から女だった」と主張する彼女にとって手術とは、“自然”の過ちを訂正し、「自然に与えられるはずであった」もの(女性であることの資格)を提供する代理の役目を果たすわけです。

 

手術によって自然に与えられるはずだった“女・男であることの資格”を獲得する、っていう見解がすごいですね。複雑。

 

僕は心理の人間なので、こういう社会学の本を読むと考え方の相違が面白かったり不思議だったりして、勉強になります。



 

③社会システムに適応するために。

アグネスはあくまで“自然で正常な女性”にこだわります。

 

そのために彼女は、人々がどのように男・女として生きるための権利の証拠を互いに提供し合っているかを学び、女性はどう振舞うべきかを学び、自分を自然な女性として認識させ、女性として日常生活を生きるために必要な状況操作の技量などを獲得します。

 

そして、自分が女性であることを人に認めさせることが可能かどうかをテストし、予期していたことと結果とを比較して期待と成果をよく見極め、その間の食い違いを調整したり正常化したりする作業を繰り返します。

 

…本当にしんどい作業ですね。


性別に関する通過作業って、性役割という正当と思い込まされている秩序に従おうとする活動であるが故に、一度でもその秩序が文化的に作り上げられたもので、実は不変ではない…ということを知った人間がやろうとすると、ものすごーくエネルギーがいるし、緊張状態が続くわけです。

 
で、なぜこの作業が必要なのかということについて。

それは、正常なセクアユアリティを持ってると思いこんでいる人たちとアグネスの間の、重要な相違が影響しているといいます。

 

自分が正常なセクシュアリティを持っていると思いこんでいる人は、考え込むこともなしに、自分は「男だ・女だ」と主張することができます。

けれどアグネスは、自分は女だと主張しても絶えず周りに気を配りながら、考え、様々な工夫を織り込みながら自分の主張を支え、学習・リハーサル・反省・テスト・復習などを通して自分の状況などを管理していかなければならないんです。

 

まさに、「事実」とは、自分がこうだと思っていることなのか、他人がこうだと思っていることなのか?…っていう違いみたいな感じ?(分かりにくい

 
 

***********************************

 

この資料を読んで思ったのは、


個人が現在感じている性って、自分が男or女orその他だからなのではなく、生まれたときから現在までの積み重ね、つまり男or女になることを強要される文化の中で「男性である・女性であることを実践し続けてきた」ことによって生じる感覚なんじゃないかな…ということ。


例えば女性だったら、女言葉を使う、女性はどうふるまうのか学ぶ…etcといった女性文化を、実際に日常生活を通して相互反映的にやっていくことによって、「自分は女だ」という確固たるアイデンティティを獲得していくわけですよね。

要するに人は(特にジェンダー規範の強い圏に住む人)、固定された男性文化・女性文化の中で「男性である・女性であることを実践し続ける」ことによって、男性または女性に“なっている”だけなんじゃないか…と。


そういう意味で、アグネスが行った性的通過作業は彼女に特別なことではなくて、実は私たちの誰もが自分の性別を自認したときから行っている「女性・男性であることの実践=性別化の実践」でもあるんじゃないでしょうか。

 
そんなことを思いました。
 

個人的興味に偏った分かりにくい説明ですんません。

 

気になる方は本をご覧あれ。↓

【H.ガーフィンケル(著) 山田富秋・好井裕明・山崎敬一(訳) 『エスノメソドロジー』 せりか書房, 1987 (orig.1967), pp215-295.)】

 
 

最後に。

この資料は性別2元論に対する批判(疑問?)はあるものの、あくまで性別を「男女」2つでとらえて論じている点が少し残念。



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アボカドの種って取りにくい

友人に「アボカド食べさせてあげる」と言われ、ひょいひょいついて行ったカフェがGOOD。

僕アボカド好きなんです。笑
できるなら、家でもアボカド育てたい。爆



僕が食べたのは、ネギトロ・アボカド丼。




めっちゃ美味かったです!
海苔佃煮みたいのが入ってるんですけど、ネギトロとアボカドに合う。

結構ボリュームあるんで、食が細い人は完食キツいかも…?



友人が頼んだのは、サーモン・アボカドのオープンサンド。



美味そーw



カフェの雰囲気も落ち着いててゆったりできます*
「WIRED CAFE」




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11歳になりました


今日で11歳になった我が愛犬。

食い意地とやんちゃっぷりと落ち着きのなさは、チビの頃と全然変わらない。

ついでに、ビーグルサイズではない大きさと態度のデカさも変わらない。

僕の愛犬に対する愛情も、もちろん変わらない (むしろ大きすぎて周りはあきれる

だから、楽しい思いを、嬉しい思いを、これからも一緒にたくさんしていこう。






ありがとう&ありがとうをこめて。

ハッピーバースデーU・ω・U




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東武動物公園

先日、東武動物公園へ行ってきました。

なぜって?
「わんこヴィレッジ」という、ワンコたちと触れあえるコーナーがあるからw

ちょっと動物園行く目的ズレてるけど、イイんです!←



*******************************




「エサと間違えてカムことがあります」 なロバ。
エサくれーという感じで、ジーッと見てた。
目がかわいい。





「足長っ!」 なヘビクイワシ。
ちょい珍しい。
そして格好いい。





「なんで動物園にイヌ?」 な柴犬。
モコモコな毛皮に身を包んだ愛らしいコ。
好きな食べ物は「ドッグフード」だそうです。笑





「zzz…」 なライオン。
岩の上で気持ち良さそうに爆睡。





「白いー!」 なホワイトライオン。
東武動物園のシンボル。全3頭も。
貫録たっぷり。





「ライオ……え?あれ?……どこかで見たような…」  なライヨン。
LI●Nのライオンくんに似てるんだが…。爆



なぜカレがそこにいたのだろうか…。
そっくりさん??笑



「顔ニヤけちゃうじゃんかーw」 なアホゥ。←
「わんこヴィレッジ」という、ワンコたちと触れ合えるコーナーにて。
ちびっ子たちに混り、思う存分ワンコと交流w (大人げなかった



トイプードル、スタンダードプードル、キャバリア、ダックス、チワワ、ハスキー、ポメラニアンなどなど、30種70匹のワンコがお出迎え (´Д`)
普段は低ーいテンションも、ありえないほどアップ。



そんなこんなで楽しかったー!

あまり動物園ぽくない雰囲気も面白かったし。笑
(モルモットとかウサギとかニシキヘビとか触れるコーナーもあります)

そして帰りの運転はキツかった…




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アートギャラリー・カフェ

ドライブを兼ねて、友人オススメのカフェに連れて行ってもらいました。

イノセントアートギャラリー・カフェ「寧」
、というトコロです。




門から店の入り口まで、散策路が100m位あるんです。爆
色々な木々や草花を眺めながらゆっくり歩いて入り口に着くなんてお店、初めて。

カフェの中は、絵や陶器が飾ってあって、まさにギャラリー。←


僕がいただいたのは、「ブルスケッタ」というイタリアのおつまみ。
ガーリックトーストみたいで美味かったですw





泡泡なカフェオレも美味しゅうございましたw



まろやかorほろ苦が選べる珈琲も人気。



森の中にある美術館でお茶するという感じで、ちょっと不思議な空間でした。笑
でも、のんびりゆったり気持ち良かった(・ω・)



イノセントアートギャラリー・カフェ「寧」
http://nei.main.jp/



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そんな出し物イヤ

先日、高校の教員をしている知人に話を聞き、びっくらこいた。

それは、その高校で行われる文化祭について。
あるクラスの出し物が、問題になったという。


以下、不快に思う方もいらっしゃると思うのでOKな方はドウゾ。





そのクラスの出し物の名前は、「カマーランド」というもので、
男子生徒が女性の格好を、女子生徒が男性の格好をして客を出向える手作りゲームセンターという趣旨。

手作りゲームセンターと異性の格好をするという繋がりが全く分からないが、実行委員会の審査は通ったという。

問題になったのは、そのゲーム。

手作りゲームセンターということで、いくつかあるゲームの中に、「オカマ叩き」と称して女性の格好をした男子生徒をたたくゲーム(モグラ叩き形式)があったという。

…なぜ初期にストップがかからなかったのか不思議で仕方ない。
この企画に許可を出した担任の先生や実行委員会の先生の倫理観を疑う。

そのクラスにセクマイの子がいたとしたら、どんな気持ちになるか…。
そのクラスだけじゃなくて、その高校にいるセクマイの子、文化祭を訪れる人の中にいるかもしれないセクマイの人、…楽しい気分でいられるわけがない。


結局、人権教育を専門にしてるこの知人がギリギリでストップをかけたことで、この企画はなくなったそうだが、クラスの生徒は不満をもらし、説明してもナゼ企画が却下されたのか理解していないという。
(夏休み中、ずっと準備をしてきた生徒たちが可哀想だという論議もあったそうだ…)

知人によると、クラスの生徒たちはオカマが差別用語だということも知らないし、オカマ=異性装をする人だと思い込んでいるという。

加えて、企画当初は男性の格好をする役の女子生徒は決まっていたが、
女性の格好をする役の男子生徒が一向に決まらず、
推薦という形でその役の男子生徒を決めようとしていたことから、
いじめに繋がる可能性が指摘された。


なんというか…、
教育現場での人権問題に関する意識の低さに驚いた。
生徒が「オカマ」とからかわれてても、それを教員は何の疑念もなく見ているのだろうか…。
(もちろん全ての教師がそうではない)

色んな人権教育を学校でやってるけど、セクシュアル・マイノリティに関する人権教育ってほとんどナイ。
(性教育だってやるのが難しい今日)

だから、マス・メディアで間違った情報を得ても、それを修正する機会がほぼないんだよね…。

でも、このクラスの生徒たちみたいに間違った情報を当り前のように持ったまま生活するのは、色んな意味で危ないと思う。

やっぱり、セクシュアル・マイノリティに関する何かしらの教育って必要なんじゃないかな・・・。



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ドングリだって美味そうなら食ってみる

愛犬と散歩へいったとき、何やら愛犬が道端でモソモソ。

「…なんだ?」と思ってよーく見ると、木から落ちたドングリをクンクン。





いやー、さすがにまだ青いドングリは食べないだろうと思って観察してると、
「よし、食べられるU・ω・U!!」と思ったのか、パクリ。

すぐに吐き出したけどね。笑

もー、ホント食い意地はってんだから。



今月で11歳になるおじいちゃんだけど、食欲は未だ衰えず…。
ついでに落ち着きは未だにナイw









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初めてスタバに入りました。笑

というのも、僕はBECK'Sやドトールが好きなので、店があればそちらの方へ行ってしまいます。

けれども今日は、学会発表の打ち合わせで会う相手の希望でスタバへ。

「僕、スタバ初めて入ります」という言葉に、異様に驚かれました。笑



そして頼んだソイラテ&かぼちゃレーズンスコーン。




ソイラテ、くせになりそうです。笑



スタバってメニューを言うだけでなく、自分好みに色々カスタマイズオーダーできるのがいいですね。

それからオーダーをミスしないようにするための工夫として、
カップのサイズ、ドリンクの種類、カスタマイズのメニューなどを、カップ横にあるチェック項目に記入していくっていうのも、ユニークな文化だなぁ…と思いました。





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合同ゼミ合宿

大学の合同ゼミ合宿へ行ってきました。
計3つのゼミが合わさったので、なんとも賑やか。

内容は、学部生が1人ずつ卒論計画書を発表し、それに対して院生がアドバイスするという感じ。
自分のゼミに関係なく、3つのゼミがごちゃまぜになって意見交換できるという点では面白かった。


で、勉強はさておき(笑)、合宿をした場所がすごく自然豊かでイイところ。
夕方の自由時間、こっそり周囲を散策してきました。


←空のコントラスト&景色がキレイ。


←夕陽が眩しかったー。


←川に沿って土手をずーーっと歩いて行きました。


←四つ葉のクローバー発見!(でも欠けてる





そんなこんなで、ゼミより自然の方に夢中になった合宿でした。笑


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アジアンクィア映画祭2009

��所属している研究会の先生に情報をいただいたので、ご紹介*



◆「アジアンクィア映画祭 2009」が開催されます。
 HP⇒ http://aqff.jp/2009/home.html

期間:9月19日(土)~23日(水)
会場:KINEATTIC(東京都渋谷区)

●アジアンクィア映画祭は、アジアのクィア映画を上映する映画祭です。
日本、韓国、香港、シンガポール、タイ、インド、イスラエル、インドネシア、フィリピンなど、世界10カ国以上から集めたアジアのクィア映画30作品以上が上映されます。





なにやら魅力的な映画祭ですね!
興味のある方、行かれてみてはいかがでしょう(^^)?





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心理学会 in京都

さて。
こっちではマジメにレポしますかね。笑

それにしても何だか、ジェンダー&セクシュアリティ関連のことを書くのは久しぶりな気がします。
色々と思うことがあって、ちょっと遠のいてたのでね。


***

以下、軽いレポです。

①性同一性障害関連のワークショップ。

望む性を生きる当事者とその家族へのナラティヴアプローチ(対象者の経験・自分史から生成される物語・ストーリーを用いて援助・支援していく手法)によって、当事者と家族についての心理的・関係モデルの統合を図り、上位モデルを生成する(支援の手掛かりを得る)…という内容。
このモデル生成によって、次への予測や関係性の説明ができるようになるのではないか…と。

僕は、基礎・実験系心理学なので臨床心理学領域はさっぱりだったのですが、
事前にこの方の論文を読んでいたのでどうにかついていけた、という感じでした。爆

個人的に興味深かったのは、当初「自分はGID者である」として障害者・病気であるという部分を自身のアイデンティに強く持っていたその当事者が、自己物語を語る作業(ナラティヴアプローチ)を通して次第に「GID者(医療モデル)」から脱し、自分を病者であると意味づけることをしなくなった、ということ。

GID治療を早急に望んでいた当事者がGID治療から遠のき始めることを、一部では「やっぱり違ったのでは?」と誤認する人もいるけど、個人的には医療モデルに踊らされないでちゃんと自分を客観視できるようになった証の1つではないかと思う。

ワークショップの中でも少し話が出たけど、「性別を変更し、その性別らしく振舞って生きること」が社会適合だとする考えは、個人的に好きではない。
その社会適合の定義に当てはまれない当事者はどうなるのだろう?
何で医療を中心にして社会適合を考えるんだろう?

当事者の自己形成の支援は、医療モデルだけでは支援できない。
当事者とその家族・パートナーの関係性支援、周囲の環境調整など、大切なことはもっとあると思う。

そんなこんなで、色々と考える材料が多くて興味深いワークショップでした。



②心理学におけるジェンダー研究のワークショップ。
女性ばかりに視点を置くのではなく、男性に視点をおいてジェンダー問題を考える、というテーマでした。

根拠のない・自明でない「男性性、男らしさ」を求められる男性は、一方で自分の中の男性性に対して不安定さを感じており葛藤を抱えている、という話とか面白かったです。

それから、女性だけでなく男性もなる「男性アレルギー」の話し。
両親の不仲や、息子が父から「男らしくしなさい」と圧力をかけられること等により生じると考えられてるみたいです。
それで学校や病院で女性教員や女性医師を希望する、と。

個人的に一番良かった話題は、「セクシュアリティのジェンダー化」という内容で、今までの心理学のジェンダー研究は、セクシュアリティをちゃんと考えないできた、という指摘。

そうなんですよ。
心理学はセクシュアリティを研究する基盤がないんです…。
セクシュアリティを考慮しないでジェンダーを語るのは難しいと思うんですがね…。

それで、そもそも異性愛は正常とか、男性の性欲はコントロールできない(能動的・主体的な男性像)という考えは間違いだし、性別が2つしかないという考えが未だに定着している、ということに話題提供者の先生は疑問を投げかけておられました。

そして、「正常―異常」「男性―女性」といったカテゴライズに意味があるのか?
むしろカテゴライズすることによって枠にとらわれてしまうのではないか?という考えから、
発想の転換が必要なのではないかと仰ってました。
それから、女性のセクシュアリティについてもっと論じられるべきだ、と。

心理学でセクシュアリティについてここまで討議される先生を初めてみました。
ワークショップ見に行って良かったです。


***

いやー、両ワークショップとも楽しかったです。
心理学のジェンダー研究の著名な先生ともお話しできて嬉しかったですし。

よし、修論がんばろっ。


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学会in京都 観光編

ども。学会から帰ってきました。
日本心理学会in立命館大学です。

あまり自分の専攻領域(心理学)の学会へ行くことはないんですが、
今回は日本心理学会ということで、大学のメンバーと団体で行くことになりました。

ただ、スケジュールが拘束されてて団体行動が基本だったので、自由に行動できなかったのが辛かったですね。爆
申し訳ないくらい協調性がないので;

とはいえ、最終日は早々に学会を切り上げて、
ちゃっかり1人で京都観光してきました(。・ω・。) ←
実は京都は初なんです。爆

あまり時間がなかったので、「金閣寺→清水寺→三十三間堂」というルートでいきました。



まずは金閣寺へ。
正式には鹿苑寺(ろくおんじ)というそうです。


↑金閣寺を代表する建物、金閣ですね。
足利義満が造営した建造物で、1950年の失火で全焼したものの1955年に再建。
金閣寺の失火については、三島由紀夫の「金閣寺」などの文芸作品の題材にもなってます。

教科書でしか見たことなかったんですが(笑)、…やっぱり圧巻でした。
庭園も綺麗だし、庭園の池に映る姿も綺麗。

個人的には銀閣寺も行きたかったんですが、時間的に無理でした…。



次に、清水寺へ。
金閣寺から清水寺へは直通でいけないので、市バスで祇園まで行き、祇園から歩いて散策しながら清水寺を目指しました。


清水寺の一番の見所は、やっぱり「清水の舞台」(本堂)。
崖下からの高さは18mもあるそうで、舞台からは京都市内が一望できます。
京都タワーも見えたりして、本当に絶景でした。

本堂の下、音羽山の山腹から湧き出ている清水寺の由来となった清水、「音羽の滝」には
何かのアトラクションか?と思わせるくらいたくさんの観光客が並んでました。

そして、多くの土産物店でにぎわっている清水坂。
修学旅行生や観光客でスムーズに歩けないほど人がたくさんいました。
夏場にあの坂を延々と上っていくのは結構キツいです。笑

でも途中、休憩がてら入った団子屋さんが面白かった。



↑黒いみたらし団子なんて、初めて見ましたよ。
そして団子にかけるきな粉なんですが、用意された豆を石臼で自分で挽いて、
出来上がった粉末(きな粉)を自分でふるう…というセルフサービスがGOODでした。笑
団子はもちろん美味かったし、石臼で自分できな粉を作るという作業が面白かったです。



そして最後に、三十三間堂(蓮華王院)へ。
残念ながら本堂内は撮影禁止。


白河上皇が平清盛に命じて創建。
堂内陣の柱間が33もあるという建築的な特徴があり、「三十三」という数は観音菩薩の変化身三十三身にもとづく数を表しているんだそうです。
「通し矢」で有名ですね。

堂内中央には本尊千手観音坐像、左右両端に風神・雷神像&二十八部衆像が横一列に並んでいて、その後ろには1000体の千手観音立像がズラリ。
計1001体の千手観音立像には圧巻。

それから、庭園に住みついたというサギをパシャリ。
国宝に住みつくって、どんな気分なんだろう?笑




以下は、学会で仲良くなった立命館のマスターの子にもらった京都土産。爆
自分では1つも土産買ってないのに。笑

(左):言わずもがな、よーじやのあぶらとり紙。
(右):その子オススメの抹茶バウムクーヘン。

  





怒濤の初・京都観光でしたが、悠々と楽しめました!
今度はもっとゆっくりして、他にも色々めぐりたいですねw




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