人の性的指向がゲイであるかストレートであるかバイであるかを直感的に判断する能力のことを、ゲイダーというらしい。
「ゲイ」と「レーダー」を組み合わせてゲイダー。
俺にゲイダーはないですが、気づくといつの間にか周りにセクマイの人が集まっていたりします。
あと、高確率で知り合う女の子が偏ったジェンダー観(?)の持ち主であることが多いです。
「男性も子宮を作って出産するべき」とか、
「子どもができても社会的役割の名前で呼ばれたくないから、”お母さん・ママ”って呼ばせない」とか。
これも、ある種のゲイダーなのかもしれません。
でも、一方通行なジェンダーやフェミニズムは遠慮します。
TVで‘’女装男子‘’特集がやっていた。
取材リポーターが必ず聞く質問が、「恋愛対象はどっちなの?」。
いわゆる異性装をしてるからといって、同性愛とは限らないし、生物学的性別と別の性別になりたいと思ってるとは限らない。
性自認と性指向は違うものだという認識がないからだと思うが、いちいち個人の性指向を確認してたのが何だか嫌だった。
また、取材した男の子の母親が「女の子になりたいの?」と尋ね、本人が「違う。男が好きな訳でも、女になりたい訳でもない」と答えると、すごく安心した顔をして接してたのが印象的だった。
女装だけなら容認できるが、セクマイであることは容認できない、と間接的に訴えているような感じで切ない。
子供を心配するのは当たり前なんだろうけど。
女装とか男装をすると、他人は同性愛だの性同一性障害だのを連想するんだろうが、番組で特集を組むぐらいなら、性自認と性指向の違いを伝えるくらいしてほしい。
女装男子とか男装女子って最近よく聞くけど、トランス・ヴェスタイトっていう言葉がもっと社会的に認知されたら、自分のアイデンティティを考えるときに役立つ人がいるのでは?と思ったりする。
頭痛外来へ行ってきた。
「オンナの建前?本音翻訳辞典」という本がTVで紹介されていた。
OL100人を対象にしたアンケートでデータを収集し、女性の発言の真意はどんなものなのかということを攻略法のような形で説く本だという。
例えば、恋人がいない女性同士が世間話をするとき、「最近どう?」と聞くのは「まさか彼氏できてないよね?(抜け駆けするなよ)」という意味が含まれている、とか。
何というか、ステレオタイプの塊のような本?
本で論じるのに100人というサンプル数は少なすぎるし、対象が「OL」というのは母集団に故意な偏りがある。
でも、普遍的に参考にできる部分もあるだろう。
女性文化特有の”行間を読め、察しろ、裏の裏を読め”という側面は上手く捉えているのでは?と思う。
以前だったら絶対に読まないだろうが、最近知人の女性に振り回されて面倒な思いをしたこともあり、
女性特有の文化を見てみるという意味では読んでみるのも面白いかもしれない。
余談。
TVで紹介されていた例文に面白いものがあった。
「男の子っぽいね」とか「ボーイッシュだね」と女性が女性に言う場合、「私の敵じゃないわ」という意味が含まれており、
「女の子らしいね」と女性が女性に言う場合、「男好き。モテようと必死だよね」という意味が含まれているそうな。
”男性は女らしい女性が好き”というステレオタイプ・思いこみが背景にある発言だと思うが、
リアルでそんなやりとりをやっているのだとしたら、コワの一言。
ともあれ、この本にいるような女性が身近にいたら、ものすごく面倒で大変だと思う。
先日、パートナーと動物園に行ったときにすごいチンパンジーを見つけた。
1956年生まれ。
56歳。
えぇー…ビックリ。
長寿だねー。
チンパンジーがそんなに長生きすると知らなかったので驚いた。
ちなみに、チンパンジーの寿命は40~50歳くらいだそうな。
で、個人的に動物園で愛くるしいと思ったのがマレーバク。
よく見ると、つぶらな瞳と柔らかそうな鼻が可愛らしい。
仲間と体を寄せ合って昼寝する姿がイイ。