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別にやましい研究なんかじゃない



院の同級生と、就活で自分の研究の説明を面接でするときの話をしてたら、
「めぐむクンの研究は堂々と人には言えないもんね」 って言われて、

それが何だかものすごーく頭の中でつかえて、そしゃくできないんですよ。
もちろん同級生に悪気がないのは分かってるんだけど。

僕は自分の研究してることを「堂々と人には言えないもの」だと思ったことはナイです。
(ちなみに、セクマイへの偏見・態度変容の研究&トランスジェンダーのステレオタイプ研究)

エゴでしかないけど、
自分の研究が少しでもセクマイの人たちの生きづらさを緩和できるような事柄に繋がって欲しい、という思いから、自分なりに一生懸命やってます。

そりゃ、すぐにその成果が出る訳ではないし、政治的活動みたいに直接訴えることもできないかもしれない。

でも、何か上手く言えないけど、研究って、いつか誰かのために・何かのためになってほしい、って思うからしているのであって、
それを「堂々と人には言えないもの」って言われると、自分がしてきたことって何なのかな?って考えちゃうんですよ。

僕がしてることって、してきたことって、本当にいつか誰かのためになるのかな?って。

エゴで独りよがりなことなんだけど、何かそんなことを生意気にもあーだこーだ考えちゃって。

ちょいとテンション低め~(´ `)
グチみたいですんません。。。


ぁー…、自分はあまり言葉に出して表現することが上手くないけど、せめて同級生に
「いーの!俺は誇り持ってやってんの!」ってツンすれば良かったなー… (デレがない



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肉じゃありません、コンニャクです

出てきたとき、「なに???」って動揺しましたよ。爆

ドーーーン!!

こんにゃくステーキ。





けっこう一般的な料理なの?

僕、知らなかったのでかなりビックリしました。笑

こんにゃくを丸ごとナイフ&フォークで食べるって、何か面白いですね。

ボリュームあるんで、すぐお腹いっぱいになれますw





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性別を実践する?


今、授業で使ってる本の中に興味深い章があります。

社会学の本なんですが、心理学(しかも実験系)専攻の僕にはものすごく斬新な記述に見えます。

 

その章は、アグネスという、あるインターセクシュアルの「性別化の実践」について書かれた章。

 

彼女が女性として生きる権利を獲得するために行った通過作業(パッシング)から、彼女の「性別化の実践」を詳細に記述したものです。

また、彼女の「性別化の実践」を通して、組織化された社会の中で正常(と思い込んでいる)なセクシュアリティが生み出されているということを分析しています。



読んでみて、個人的に面白いと思った事をいくつかピックアップ。
 

 

以下、長いので。

興味のある方、長くてもいいよ、という方がいましたらドウゾ。







 

アグネスはインターセクシュアルで、発達した胸と男性の外性器をもち、女性的体型で女性アイデンティティをもってます。

17歳までは彼女の意志に反して男として育てられ、19歳のときに手術を受けるため精神科を受診しました。

  

 

①生活史。

彼女は生活史を使って自分の現在の状況に歴史を与えます。

 

子どもの頃は人形遊びをし、乱暴な遊びは好まず、兄のためにパイケーキを作り、母親の家事の手伝いをよくした、と精神科医に話します。

 

つまり、いかに子供のころから女性的特徴を持っていたか、そういった要素が首尾一貫したものだったかということを説明することによって、自分は最初から女だったという主張を確定しているわけです。

 

それについて著者は、生活史を使って自分の現在の状況に「歴史を与える」という言い方をしてるのが面白い。

 

で、なぜこのような作業が必要なのかと言えば、彼女には自分は生まれたときから女であるという意味付けを与えてくれる過去の生活史や、これから女として生きていくという将来への展望を示す生活史がないからです。

(自分の性別やセクシュアリティに違和感・疑念を抱いたことのない人は、その生活史をもともと持っている)

 

トランスジェンダー等も同じような作業をしますよね。

何度も自分の過去を振り返り読み直し、自分が現在大事にしているものや願望を支え、統合するための証拠を生活史に求めるわけです。



 

②手術に関する見解。

男または女であるための最も望ましい「資格」は、“生まれつき・自然が与えた”性別に合った性器を所有していることだといいます。

 

なので、文化的に提供された性別(ジェンダー)と矛盾する身体を持つ彼女は、手術によって自分が望む“女性であることの資格”を得るしかないわけです。


つまり「自分は最初から女だった」と主張する彼女にとって手術とは、“自然”の過ちを訂正し、「自然に与えられるはずであった」もの(女性であることの資格)を提供する代理の役目を果たすわけです。

 

手術によって自然に与えられるはずだった“女・男であることの資格”を獲得する、っていう見解がすごいですね。複雑。

 

僕は心理の人間なので、こういう社会学の本を読むと考え方の相違が面白かったり不思議だったりして、勉強になります。



 

③社会システムに適応するために。

アグネスはあくまで“自然で正常な女性”にこだわります。

 

そのために彼女は、人々がどのように男・女として生きるための権利の証拠を互いに提供し合っているかを学び、女性はどう振舞うべきかを学び、自分を自然な女性として認識させ、女性として日常生活を生きるために必要な状況操作の技量などを獲得します。

 

そして、自分が女性であることを人に認めさせることが可能かどうかをテストし、予期していたことと結果とを比較して期待と成果をよく見極め、その間の食い違いを調整したり正常化したりする作業を繰り返します。

 

…本当にしんどい作業ですね。


性別に関する通過作業って、性役割という正当と思い込まされている秩序に従おうとする活動であるが故に、一度でもその秩序が文化的に作り上げられたもので、実は不変ではない…ということを知った人間がやろうとすると、ものすごーくエネルギーがいるし、緊張状態が続くわけです。

 
で、なぜこの作業が必要なのかということについて。

それは、正常なセクアユアリティを持ってると思いこんでいる人たちとアグネスの間の、重要な相違が影響しているといいます。

 

自分が正常なセクシュアリティを持っていると思いこんでいる人は、考え込むこともなしに、自分は「男だ・女だ」と主張することができます。

けれどアグネスは、自分は女だと主張しても絶えず周りに気を配りながら、考え、様々な工夫を織り込みながら自分の主張を支え、学習・リハーサル・反省・テスト・復習などを通して自分の状況などを管理していかなければならないんです。

 

まさに、「事実」とは、自分がこうだと思っていることなのか、他人がこうだと思っていることなのか?…っていう違いみたいな感じ?(分かりにくい

 
 

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この資料を読んで思ったのは、


個人が現在感じている性って、自分が男or女orその他だからなのではなく、生まれたときから現在までの積み重ね、つまり男or女になることを強要される文化の中で「男性である・女性であることを実践し続けてきた」ことによって生じる感覚なんじゃないかな…ということ。


例えば女性だったら、女言葉を使う、女性はどうふるまうのか学ぶ…etcといった女性文化を、実際に日常生活を通して相互反映的にやっていくことによって、「自分は女だ」という確固たるアイデンティティを獲得していくわけですよね。

要するに人は(特にジェンダー規範の強い圏に住む人)、固定された男性文化・女性文化の中で「男性である・女性であることを実践し続ける」ことによって、男性または女性に“なっている”だけなんじゃないか…と。


そういう意味で、アグネスが行った性的通過作業は彼女に特別なことではなくて、実は私たちの誰もが自分の性別を自認したときから行っている「女性・男性であることの実践=性別化の実践」でもあるんじゃないでしょうか。

 
そんなことを思いました。
 

個人的興味に偏った分かりにくい説明ですんません。

 

気になる方は本をご覧あれ。↓

【H.ガーフィンケル(著) 山田富秋・好井裕明・山崎敬一(訳) 『エスノメソドロジー』 せりか書房, 1987 (orig.1967), pp215-295.)】

 
 

最後に。

この資料は性別2元論に対する批判(疑問?)はあるものの、あくまで性別を「男女」2つでとらえて論じている点が少し残念。



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アボカドの種って取りにくい

友人に「アボカド食べさせてあげる」と言われ、ひょいひょいついて行ったカフェがGOOD。

僕アボカド好きなんです。笑
できるなら、家でもアボカド育てたい。爆



僕が食べたのは、ネギトロ・アボカド丼。




めっちゃ美味かったです!
海苔佃煮みたいのが入ってるんですけど、ネギトロとアボカドに合う。

結構ボリュームあるんで、食が細い人は完食キツいかも…?



友人が頼んだのは、サーモン・アボカドのオープンサンド。



美味そーw



カフェの雰囲気も落ち着いててゆったりできます*
「WIRED CAFE」




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11歳になりました


今日で11歳になった我が愛犬。

食い意地とやんちゃっぷりと落ち着きのなさは、チビの頃と全然変わらない。

ついでに、ビーグルサイズではない大きさと態度のデカさも変わらない。

僕の愛犬に対する愛情も、もちろん変わらない (むしろ大きすぎて周りはあきれる

だから、楽しい思いを、嬉しい思いを、これからも一緒にたくさんしていこう。






ありがとう&ありがとうをこめて。

ハッピーバースデーU・ω・U




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東武動物公園

先日、東武動物公園へ行ってきました。

なぜって?
「わんこヴィレッジ」という、ワンコたちと触れあえるコーナーがあるからw

ちょっと動物園行く目的ズレてるけど、イイんです!←



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「エサと間違えてカムことがあります」 なロバ。
エサくれーという感じで、ジーッと見てた。
目がかわいい。





「足長っ!」 なヘビクイワシ。
ちょい珍しい。
そして格好いい。





「なんで動物園にイヌ?」 な柴犬。
モコモコな毛皮に身を包んだ愛らしいコ。
好きな食べ物は「ドッグフード」だそうです。笑





「zzz…」 なライオン。
岩の上で気持ち良さそうに爆睡。





「白いー!」 なホワイトライオン。
東武動物園のシンボル。全3頭も。
貫録たっぷり。





「ライオ……え?あれ?……どこかで見たような…」  なライヨン。
LI●Nのライオンくんに似てるんだが…。爆



なぜカレがそこにいたのだろうか…。
そっくりさん??笑



「顔ニヤけちゃうじゃんかーw」 なアホゥ。←
「わんこヴィレッジ」という、ワンコたちと触れ合えるコーナーにて。
ちびっ子たちに混り、思う存分ワンコと交流w (大人げなかった



トイプードル、スタンダードプードル、キャバリア、ダックス、チワワ、ハスキー、ポメラニアンなどなど、30種70匹のワンコがお出迎え (´Д`)
普段は低ーいテンションも、ありえないほどアップ。



そんなこんなで楽しかったー!

あまり動物園ぽくない雰囲気も面白かったし。笑
(モルモットとかウサギとかニシキヘビとか触れるコーナーもあります)

そして帰りの運転はキツかった…




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アートギャラリー・カフェ

ドライブを兼ねて、友人オススメのカフェに連れて行ってもらいました。

イノセントアートギャラリー・カフェ「寧」
、というトコロです。




門から店の入り口まで、散策路が100m位あるんです。爆
色々な木々や草花を眺めながらゆっくり歩いて入り口に着くなんてお店、初めて。

カフェの中は、絵や陶器が飾ってあって、まさにギャラリー。←


僕がいただいたのは、「ブルスケッタ」というイタリアのおつまみ。
ガーリックトーストみたいで美味かったですw





泡泡なカフェオレも美味しゅうございましたw



まろやかorほろ苦が選べる珈琲も人気。



森の中にある美術館でお茶するという感じで、ちょっと不思議な空間でした。笑
でも、のんびりゆったり気持ち良かった(・ω・)



イノセントアートギャラリー・カフェ「寧」
http://nei.main.jp/



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そんな出し物イヤ

先日、高校の教員をしている知人に話を聞き、びっくらこいた。

それは、その高校で行われる文化祭について。
あるクラスの出し物が、問題になったという。


以下、不快に思う方もいらっしゃると思うのでOKな方はドウゾ。





そのクラスの出し物の名前は、「カマーランド」というもので、
男子生徒が女性の格好を、女子生徒が男性の格好をして客を出向える手作りゲームセンターという趣旨。

手作りゲームセンターと異性の格好をするという繋がりが全く分からないが、実行委員会の審査は通ったという。

問題になったのは、そのゲーム。

手作りゲームセンターということで、いくつかあるゲームの中に、「オカマ叩き」と称して女性の格好をした男子生徒をたたくゲーム(モグラ叩き形式)があったという。

…なぜ初期にストップがかからなかったのか不思議で仕方ない。
この企画に許可を出した担任の先生や実行委員会の先生の倫理観を疑う。

そのクラスにセクマイの子がいたとしたら、どんな気持ちになるか…。
そのクラスだけじゃなくて、その高校にいるセクマイの子、文化祭を訪れる人の中にいるかもしれないセクマイの人、…楽しい気分でいられるわけがない。


結局、人権教育を専門にしてるこの知人がギリギリでストップをかけたことで、この企画はなくなったそうだが、クラスの生徒は不満をもらし、説明してもナゼ企画が却下されたのか理解していないという。
(夏休み中、ずっと準備をしてきた生徒たちが可哀想だという論議もあったそうだ…)

知人によると、クラスの生徒たちはオカマが差別用語だということも知らないし、オカマ=異性装をする人だと思い込んでいるという。

加えて、企画当初は男性の格好をする役の女子生徒は決まっていたが、
女性の格好をする役の男子生徒が一向に決まらず、
推薦という形でその役の男子生徒を決めようとしていたことから、
いじめに繋がる可能性が指摘された。


なんというか…、
教育現場での人権問題に関する意識の低さに驚いた。
生徒が「オカマ」とからかわれてても、それを教員は何の疑念もなく見ているのだろうか…。
(もちろん全ての教師がそうではない)

色んな人権教育を学校でやってるけど、セクシュアル・マイノリティに関する人権教育ってほとんどナイ。
(性教育だってやるのが難しい今日)

だから、マス・メディアで間違った情報を得ても、それを修正する機会がほぼないんだよね…。

でも、このクラスの生徒たちみたいに間違った情報を当り前のように持ったまま生活するのは、色んな意味で危ないと思う。

やっぱり、セクシュアル・マイノリティに関する何かしらの教育って必要なんじゃないかな・・・。



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ドングリだって美味そうなら食ってみる

愛犬と散歩へいったとき、何やら愛犬が道端でモソモソ。

「…なんだ?」と思ってよーく見ると、木から落ちたドングリをクンクン。





いやー、さすがにまだ青いドングリは食べないだろうと思って観察してると、
「よし、食べられるU・ω・U!!」と思ったのか、パクリ。

すぐに吐き出したけどね。笑

もー、ホント食い意地はってんだから。



今月で11歳になるおじいちゃんだけど、食欲は未だ衰えず…。
ついでに落ち着きは未だにナイw









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初めてスタバに入りました。笑

というのも、僕はBECK'Sやドトールが好きなので、店があればそちらの方へ行ってしまいます。

けれども今日は、学会発表の打ち合わせで会う相手の希望でスタバへ。

「僕、スタバ初めて入ります」という言葉に、異様に驚かれました。笑



そして頼んだソイラテ&かぼちゃレーズンスコーン。




ソイラテ、くせになりそうです。笑



スタバってメニューを言うだけでなく、自分好みに色々カスタマイズオーダーできるのがいいですね。

それからオーダーをミスしないようにするための工夫として、
カップのサイズ、ドリンクの種類、カスタマイズのメニューなどを、カップ横にあるチェック項目に記入していくっていうのも、ユニークな文化だなぁ…と思いました。





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合同ゼミ合宿

大学の合同ゼミ合宿へ行ってきました。
計3つのゼミが合わさったので、なんとも賑やか。

内容は、学部生が1人ずつ卒論計画書を発表し、それに対して院生がアドバイスするという感じ。
自分のゼミに関係なく、3つのゼミがごちゃまぜになって意見交換できるという点では面白かった。


で、勉強はさておき(笑)、合宿をした場所がすごく自然豊かでイイところ。
夕方の自由時間、こっそり周囲を散策してきました。


←空のコントラスト&景色がキレイ。


←夕陽が眩しかったー。


←川に沿って土手をずーーっと歩いて行きました。


←四つ葉のクローバー発見!(でも欠けてる





そんなこんなで、ゼミより自然の方に夢中になった合宿でした。笑


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アジアンクィア映画祭2009

��所属している研究会の先生に情報をいただいたので、ご紹介*



◆「アジアンクィア映画祭 2009」が開催されます。
 HP⇒ http://aqff.jp/2009/home.html

期間:9月19日(土)~23日(水)
会場:KINEATTIC(東京都渋谷区)

●アジアンクィア映画祭は、アジアのクィア映画を上映する映画祭です。
日本、韓国、香港、シンガポール、タイ、インド、イスラエル、インドネシア、フィリピンなど、世界10カ国以上から集めたアジアのクィア映画30作品以上が上映されます。





なにやら魅力的な映画祭ですね!
興味のある方、行かれてみてはいかがでしょう(^^)?





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