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ラスト・フレンズ



久々にラスト・フレンズ観ました。
久々だから話が読めなかったけど!笑

ミチルは、DVから解放されるためにゆっくり歩き始めたみたいですね。
物理的にも精神的にも居場所ができたからこそ、一歩を踏み出す勇気ができたのかな。

ソウスケは相変わらずみたいだけど、ネグレクトの家庭の子供との関わりが何か変化に繋がるでしょーか。

それにしても、色々と詰まったドラマだなぁ…。

個人的にはタケルが切ないっす。

ミチルに対するルカの想いも切ないけど、
ルカに対するタケルの想いも切ない。


でもやっぱり気になることが。

ルカが自分が抱えてるものについて、タケルに「死んでも言いたくない事だってある」と言ってたように、少し重く描きすぎてるように感じてしまう。

まるで、カミングアウトすることがとんでもなくいけないことのように感じる描き方だなぁ・・・と思った。
あくまで僕個人の感想だけど。

ルカ本人の成長を描いているというよりは、マイノリティとしての苦悩ばかりを表現しているように見えて、少し残念。

10代の性別違和感抱えてる人たちは、このドラマを観てどう思うのかな?と思った。

メディアの影響力ってやっぱ大きいから、若い当事者が将来に希望が持てるような描き方をして欲しいって思うんです。



そして視聴後、風呂に入ろうと立ち上がったら、机の角に足の親指ぶつけて絶叫。笑

愛犬が冷めた顔して眺めてた…。


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地球と月

友人が、面白いことを言っていた。

人間が月を見上げる理由。

それは大昔、地球と隕石との激突で割れた片割れが、月だからだと。
だから人間は、月が見えない夜は不安になり月の姿を探すんだって。

もともと一つだったから、その片割れを探すってこと?

・・・へぇ。
双子説っていうやつでしょうかね?

自分はロマンチストじゃないから、あまり感動しなかった。爆
いや、ロマンチストどうこうの問題じゃないか。

星を見るのは好きだし、プラネタリウムはたまに行くけど。笑




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学校生活とセクマイ

最近入ったセクマイサークルのトーク・イベントへ行ってきました。

イギリスから行政スタッフを招いて、イギリスのセクマイの若者に対するサポートシステムの話を聞いたり、日本の現状を考えたり、
シンポジウムみたいな感じでした。

日本でもイギリスでも、セクマイの若者が自殺やイジメや不登校に陥ってしまう率は変わらないという報告だったけど、
何が違うかっていうと、日本には悩むセクマイの若者に対するサポート体制がほぼないってこと。

学校では異性愛・マジョリティが前提とされ、セクマイに関する正しい情報を得ることは難しい。
相談機関も少ないし、大人に相談しても「思春期、気の迷い、間違い、情報がないから分からない」で終わってしまうことが多い。


考えてみれば、学校での性教育に対する抑制が働いてる今、セクマイに関する情報は尚更得にくくなってる。

俺が高2のとき(6年前)、家庭科で「多様な家族」についてやったんだけど、教科書のイラストに同性同士のカップルの絵が描いてあった。
それで教師は、外国ではホモで養子を持つのもいるが、子供はまともに育つわけない、みたいな事言ったのをスゲー覚えてる。

首絞めてやろうと思ったくらい腹立った。
もし当時のあのクラスにゲイの生徒がいたとしたら、どんな気持ちで聞いてたか。

今は、多様な家族の描写から同性カップルの描写が削除されてるそうな。
保守的というか、後退してってる感じが否めない。

セクマイって、ただでさえモデルがいないのに、こうやって国がセクマイの存在を無いものとして扱うことで、思春期のセクマイたちは自己肯定できなかったり、将来像を描けなかったり、たくさん辛い思いをするんだと思う。

せめて性教育はちゃんとやってほしい…。


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ジェンダー (図解雑学)

僕がジェンダーについて勉強するようになった当初、読みやすいなぁーと思ったのが「ジェンダー (図解雑学)」です。
文章と絵・図表が同じくらいで、読みやすい。


ジェンダー (図解雑学)
ジェンダー (図解雑学)
加藤 秀一,海老原 暁子,石田 仁





著者の一人、石田仁さんがトランスジェンダーやセクマイの研究してらしてるせいか、
性同一性障害、トランスジェンダー、インターセックス(半陰陽)、同性愛についても書かれてます。

この本のスゲーところは、性別違和感を抱える人の全てが医療を必要としてるわけじゃないってことをちゃんと書いてるとこ。

世間ではTSもTGも一緒のもので、性別違和感を抱える人すべてが性別適合手術を望んでるという間違った思い込みが錯綜してるけど、性別違和感はそれぞれであることをちゃんと説明してある。

それから、世間がセクマイに対して性的なイメージを感じているのは、セクマイが性的だからじゃなくて、世間が勝手にそう感じる色眼鏡をかけてるだけだってことに気付いてないからだ、と。


そんな感じで、色んなツッコミがたくさん含まれた面白い本です。



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Lの世界



ツタヤで「Lの世界」を借りてきた。
CMで流れてて気になってたんだよね。

Lの世界 vol.1
Lの世界 vol.1


レズビアンやバイセクシュアルの女性たちの物語。

いやー、面白いっす。
気になる子がビアンかノンケかバイかを見極める方法とか、参考になるんだかならないんだか。笑

ステレオタイプについてもちゃんと考えてあって、ゲイ・レズビアンのステレオタイプ像がほとんどない。

スゲー!って思ったのは、ゲイカップルが赤ん坊をおんぶしてる姿。

同性愛カップルが子供を持つ、家族をつくるというテーマが表現されてて良いです。

ちなみに、メインのビアンカップルも自分達の子供をもとうとしてます。

色んな家族の型があっていいのだと思える、そんな作品です。


あ、作品はR15指定だけど、もうちょい高くてもいい気がした。爆


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ちょっと堅苦しいです

性同一性障害(GID)関連の論文を漁っていたら、興味深いことが書いてありました。
ちなみに、調査対象者はGIDと診断されたFTMとMTFです(Xジェンダーは含まれてません)。


①「パス」について。
FTM・MTFともに、肉親や友人や職場・学校での「身近な他者」よりも、「見知らぬ人」からのパスが重んじられるんだって。
つまり「見知らぬ人」からのパスが、その人のジェンダー・アイデンティティを支える1つの要因になっているということらしい。

言われてみれば、自分の身近な人に対してよりも、通学途中のバス・電車や街中で遭遇する「見知らぬ他者」に対しての方が、自分のパス度を気にしてるかも。

でも何だか不思議だなー。
身内とか友達より、一瞬or一時的に居合わせたりするだけの人に自分のパスを気にするなんて。

「見知らぬ人」からのパスが、社会的な認知の意味を持ってるのかもしれない。

著者は、「見知らぬ人からの眼差しをどう捉えるかが、当事者にとって大きな意味を持つ」って考察してました。


②FTMの男性アイデンティティ獲得について。
FTMが男性というアイデンティティを持つためには、自分が典型的と認知する「服装・下着・髪型・言葉遣い・・・」ではない何か別の性役割が寄与するそうな。

つまりFTMの場合、典型的な男性役割ではない’’何か別の性役割’’が男性としてのアイデンティティを高める要因となる可能性が出てきたと。

・・・スゲー曖昧かつ抽象的な表現。笑
でも、この見解は結構ビックリでした。

だって従来の研究って、当事者が望む性の典型的(伝統的)な性役割がその人のジェンダー・アイデンティティを高めるって言ってたのに、実はそうじゃない可能性が出てきたって・・・。

じゃぁ、その典型的な性役割ではない’’何か別の性役割’’って何なのさ???
知りたいけど、これについては今後の検討課題だと書かれてました・・・。

一体何なんだろう。
典型的な性役割じゃないとすると、心理的両性具有性とか?
あー、気になる。



そんな感じで、ダラダラ書いてしまいましたが、
これからもまた気になった論文とか自己満で書きます。爆




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