性同一性障害(GID)関連の論文を漁っていたら、興味深いことが書いてありました。
ちなみに、調査対象者はGIDと診断されたFTMとMTFです(Xジェンダーは含まれてません)。
①「パス」について。
FTM・MTFともに、肉親や友人や職場・学校での「身近な他者」よりも、「見知らぬ人」からのパスが重んじられるんだって。
つまり「見知らぬ人」からのパスが、その人のジェンダー・アイデンティティを支える1つの要因になっているということらしい。
言われてみれば、自分の身近な人に対してよりも、通学途中のバス・電車や街中で遭遇する「見知らぬ他者」に対しての方が、自分のパス度を気にしてるかも。
でも何だか不思議だなー。
身内とか友達より、一瞬or一時的に居合わせたりするだけの人に自分のパスを気にするなんて。
「見知らぬ人」からのパスが、社会的な認知の意味を持ってるのかもしれない。
著者は、「見知らぬ人からの眼差しをどう捉えるかが、当事者にとって大きな意味を持つ」って考察してました。
②FTMの男性アイデンティティ獲得について。
FTMが男性というアイデンティティを持つためには、自分が典型的と認知する「服装・下着・髪型・言葉遣い・・・」ではない何か別の性役割が寄与するそうな。
つまりFTMの場合、典型的な男性役割ではない’’何か別の性役割’’が男性としてのアイデンティティを高める要因となる可能性が出てきたと。
・・・スゲー曖昧かつ抽象的な表現。笑
でも、この見解は結構ビックリでした。
だって従来の研究って、当事者が望む性の典型的(伝統的)な性役割がその人のジェンダー・アイデンティティを高めるって言ってたのに、実はそうじゃない可能性が出てきたって・・・。
じゃぁ、その典型的な性役割ではない’’何か別の性役割’’って何なのさ???
知りたいけど、これについては今後の検討課題だと書かれてました・・・。
一体何なんだろう。
典型的な性役割じゃないとすると、心理的両性具有性とか?
あー、気になる。
そんな感じで、ダラダラ書いてしまいましたが、
これからもまた気になった論文とか自己満で書きます。爆
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山に捨てられ、動物保護団体に保護されたのち譲渡会で出会い、家族に仲間入り。神経質だけどドジで可愛い。
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衰弱死しかけていたのを発見し保護。犬一筋だったのに、猫の愛くるしさに戸惑っている。
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