僕がジェンダーについて勉強するようになった当初、読みやすいなぁーと思ったのが「ジェンダー (図解雑学)」です。
文章と絵・図表が同じくらいで、読みやすい。
ジェンダー (図解雑学)
加藤 秀一,海老原 暁子,石田 仁
著者の一人、石田仁さんがトランスジェンダーやセクマイの研究してらしてるせいか、
性同一性障害、トランスジェンダー、インターセックス(半陰陽)、同性愛についても書かれてます。
この本のスゲーところは、性別違和感を抱える人の全てが医療を必要としてるわけじゃないってことをちゃんと書いてるとこ。
世間ではTSもTGも一緒のもので、性別違和感を抱える人すべてが性別適合手術を望んでるという間違った思い込みが錯綜してるけど、性別違和感はそれぞれであることをちゃんと説明してある。
それから、世間がセクマイに対して性的なイメージを感じているのは、セクマイが性的だからじゃなくて、世間が勝手にそう感じる色眼鏡をかけてるだけだってことに気付いてないからだ、と。
そんな感じで、色んなツッコミがたくさん含まれた面白い本です。
Friday, May 16, 2008
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Backnumber Jugem,
Sexuality-_-gender
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性別違和感を感じる人全てが医療を必要としてる訳じゃない
そうですねえ~、自分もその一人かな
後、GIDのステレオタイプ(みたいなもの?)に疑問があったし…
それも含めて色眼鏡の例えにも納得です