最強の味方

昨日の「ハートをつなごう」を観て、泣いた。

13歳の子が、自分の性別違和と向き合おうと懸命にもがきながら生き、家族もそれに寄りそった。

おねえちゃんたちは、手厳しい(笑)言葉をぶつけるんだけど、
でも実はそれって、性別違和がなくても女性が日常の中で感じる「女性であることの不自由さ」の代弁でもあるような気がした。

そして、お母さん・お父さん。

何がこの子にとって一番良いのかを一生懸命考え、支えていた。
途中、頑張りすぎてはしっちゃってることもあったけど、自分の子どもの状態を理解しようとする姿勢は、本当にすごいと思った。


学校へ登校するときの服について悩んだとき。

お母さん、お父さん、おねえちゃんたち、ニャンコとの家族会議では、
「どうしたいの?」「体操着が着たいの?男の服が着たいの?男子の制服が着たいの?」と問われ、
涙し、その子が力いっぱい吐き出した言葉は、「怖い」だった。

「怖い」
「男子の制服着て1人になるのが怖い」、と。

それは、
これから立ち向かっていかなければいかないことへの不安と、
何かを失ったりするかもしれないことへの恐さと、
立ち向かっていくんだという決意と、
いろんな感情や考えが溢れたのかもしれない。

でも、その気持ちは確かに家族に伝わったんだと思う。
朝、お母さんとハグしてから登校する姿が、この子の色んな気持ちを表してるように感じた。

すぐ傍に味方がいる。
そのことは何より勇気になるんじゃないかな。


再放送は、11月9日(月)・10日(火)、午後1時20分から。



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