パートナーがクリスチャンということもあり、最近はたまーに日曜礼拝に行くようになりました。
教会にわざわざ電車に乗って遠方から訪れる人もいて、
熱心に聖書や賛美歌を歌い、牧師さんの説教に耳を傾ける信仰心には感服します。
で、その日の牧師さんの説教の中に「その人らしく」という言葉が出てきました。
もちろん、聖書や牧師さんの説教の目的や意味とはズレた話になるんですが。
正直、個人的に「個性」や「自分らしく」といった類のコトバが好きではないです。
昔は知らないけど、現代では人権擁護のための”都合のよい”コトバになってしまっているように
感じるから。
とりあえず、社会的少数・弱者にはこのコトバをつかっておけばいい…みたいな。
自己正当化や自己顕示、自分が他者とは違うことの象徴として…みたいな。
意義や意味、思いやりや尊重を含まない「自分らしさ」って何なんでしょうね。
で、その牧師さんは「自分らしく」というのは人格や人権そのものであるということを仰っていました。
それを聞いて、何だか自分の中でしっくりきたんですよね。
自分らしさって、人の特異性や特別視するためのコトバじゃなくて、
人格や人権そのものなんだなぁーって。
考えれば当たり前のことだし、上手く文章じゃまとめられないんですけど。
つい安易に「自分らしさ」って使ってしまうけど、自分なりの考えを持たない自分らしさって、
ちょっと切なくないですか。
そんなこんなで、僕の場合、自分らしさ=人格や人権そのもの、という考えにおさまりました。
だからこそ、他者の人格や人権(自分らしさ)を尊重しなきゃいけないんですよね。
Tuesday, July 14, 2015
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Diary 2015,
Sexuality-_-gender
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