ため息出ちゃったよ


精神医学の授業で、パラパラと教科書をめくってたら、性同一性障害の項目を発見。
でも、読んでみたら「・・・」という感じだった。

まず小児期の性同一性障害のトピック。

思春期以降、多くは同性愛に移行するという記述があった。
性自認と性指向は別のものだし、主観が交じったような記述はナニ。笑

しかも同性愛については、「大半の者は社会適応しており~…」とあった。
2次的障がいとして社会適応が困難になるというなら分かるが、性指向と社会適応を直接的に結び付けるような記述は好ましくないと思う。

そして性同一性障害については、「自分が属する生物学的性別を受け入れられず、反対の性に同化したいと持続的に望む状態」と説明されていた。

でも、性別違和は、自分が属する生物学的性別と性の自己認識が一致しないことで生じるものであって、単に自分が属する生物学的性別を受け入れらないために生じるのではない。

誤解を与えるような記述はいかがなものか…教科書なのに。爆
せめて、DSMくらい載せればいいのに。

それから、「服装倒錯」ということばが頻繁に出てきた。
倒錯ということばは、今は使用を控えた方が良いとされているけど…。


これが教科書かと思うと、なんだか残念な気持ちになった。

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