授業で、GIDの人のボイストレーニングの話が出た。
同年齢や(生物学的)同性の他者と比べて、声が高かったり低かったり、大きかったり小さかったりする状態の人への(音声障害という区分での)アプローチがあるという。
最近は、GIDの人がその治療を受けることも増えたそうだ。
声って大きな性別要因ですからね…。
ある程度外見のパス度が高くなっても、声で台無しになってしまうこともあるし。
僕も声は結構ネックだしなぁ。
将来、言語聴覚士としてトランスの人のボイトレに関わることができたらいいなぁ…なんて思ったりしました。
ところで。
医療系はやたら教科書も先生も”フツウの人”という言葉を使う。
”フツウ”ってなに?
障がいってなに?
↑ のようなことを院では研究してたせいか、当然のように”フツウの人”を連発する文化に、なかなか慣れない。苦笑
Friday, April 9, 2010
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Backnumber Jugem,
Diary 2010
2 comments:
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■Lokiさん
医療系は身体機能とか細胞とか、生理学・解剖学的な見方をする分野柄だからなのでしょうか。
閾値で人間がスクリーニングされるっていうことが、なかなか受け入れがたいです。爆
個人特性とか文化とか、もうちょい取り入れても良いと思うんですがね…。
トランス・アメリカのオープニングは、僕もすごく印象深いです。
声の悩みは尽きませんね。苦笑
(生物学的)女性は低音域になるとグッと声音がなくなりますから……僕も低音域の声を出すと「声が小さい、聞こえにくい」って言われたりして、結構苦労します。
声域についての2つの疑問、面白いですね!
身長(体格)と音域との関連をみた研究は、もしかしたらCiNiiとかで探したらあるかもしれませんね*
年代による音域の変化は、社会的・文化的な観点から研究したら興味深い考察が得られるんじゃないかな…と思います。
養成校の卒論の研究テーマとして扱ったら面白いかもしれないと、ふと思いました。笑
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医療系はなんか偏見に満ちている気がします・・・
病理学的に細胞がちょっと変化していたりすると,「異常」だからなのか,
「正常の範囲内」とか,閾値が決まっているからなのでしょうか??
声はかなり,大きな要因だと思います.
やっぱり「トランス・アメリカ」のオープニングを思い出します.
僕もふだんしゃべるときは意識していますが,意図的に低い声にすると声量がたりなくなり,
聞きにくくなるし,マイクの無い環境で大きな声を出す必要のあるとき(職業柄)は高くなるし・・・
子供の頃,ある種のボイストレーニングを受けていましたが(音楽の分野で)
自分は低音域が好きなのに,声が張りきっていない(=一般的に「腹から出ていない」状態)ため
高音域の曲を指定されるためいやでたまりませんでした・・・
科学的?な疑問が2つ.
1つは,近年,男性ヴォーカルの声域が高音化しているようです.
80年代くらいの音楽の男性ヴォーカル曲の声域と90年代後半くらいからの声域がかなり異なり,
近年はLow域を使った曲が少ないとか・・・
これは社会的,文化的な要素なのか?それとも生物学的変化なのか?
もう1つは,邦楽に関してだけかもしれませんが,
背の低い男性のほうが高音域が出るらしい・・・
V系は高音域を使うケースが多いですが,身長の高い男性ヴォーカルの曲は音域が低いところに
集まっているようです.
��ただしメタル系の声の出し方,通称メタルボイスやジャズ系にあるホイッスルは別.)
でも,実際に相関があるか不明・・・
確かに楽器は大きければ,大きい(長い)ほど音は低いけど,関係があるのか?
可能性があるとすれば声帯の長さが相関しているのかもしれませんが・・・
雑学?プラス身近な疑問でした(笑)