リカイって難しい



ゼミにて。

何の話の流れだか、うちの学部の学科にはカムしてるビアンの子が多いという
話になった。
オープンな時代になったのか何なのか…。
 
で、先生のイメージがもろAVのイメージで、偏見のかたまり。

先生も自分で、「僕は偏見がかなりある」と率直に言うので、
僕も遠慮せず、「その言い方は誤解されますよ」と返します。

先生の理論(言い訳?/笑)は、
「セクシュアルマイノリティの人に対して、何も考えないで“私は差別しないし大丈夫”とか言ってる人ほど、実際はひどかったりする。自分がどれだけ差別意識を持ってるかをちゃんと自覚することの方が大事じゃないの?」
と。

確かに、同性愛OKみたいなことを言ってるのに、実際は差別用語を平気で
使ったり、人間的にヒドイ発言を平気でする人は結構いる。
 
学部の時も、周りにボーイズラブとかやおい好きな子が多くて、
同性愛に対して好意的だとか自分で言ってるのに、「ホモが~」とか平然と
言ってる人ばかりで、嫌気がさしていた。

そういうのを思い返すと、理解って何なのか考えちゃうな。

個人的には、安易に発する安っぽい言葉や、表面だけ取り繕った言葉は好きじゃないし、逆に構えてしまう。

それに、自分で理解してると思ってても、客観的に見るとそうでないことって結構ある。

たぶん、「差別しちゃダメ、理解しなきゃダメ」っていう権利の押し付けじゃ
なくて、「偏見は持ってるけど、どう理解していくか」みたいな姿勢を協力し
てもらうのが適度でいいのかな。
 
あとはやっぱり、無知によって起こる差別もあるから、セクマイに関する啓蒙
活動の機会が学校で設けられたりしたらいいよね(性教育では今は難しいけ
ど、人権教育の場とか?)。

僕は、これからも遠慮せず、「その言い方は誤解されますよ」と先生に返します(´∀`)

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