社会から期待される「女らしさ・男らしさ」と「自分らしさ」が異なったとき、大きな葛藤が生じる。
性別の違和感を抱えてる人じゃなくても、その葛藤を経験する人は多と思う。
この葛藤は、特に女性の方が大きいらしい。
例えば、「今の性別に生まれて良かった」と思うのは男のほうが高い。
ナゼ女の方が低いかというと、
「女が女らしく生きていくこと VS 社会で活躍すること VS 自分らしく生きていくこと」
この間の矛盾が男より大きいがために、女性であることの受容が男性より低いそうだ。
男のほうが、「男が男らしく生きていくこと VS 社会で活躍すること」の間の葛藤が小さいから?
だからといって、もちろん男にも「男らしさ」と「自分らしさ」の葛藤がないわけではない。
男の場合、より「男らしさ」の証明に懸命になるという。
なぜなら、「女らしさ」から逸脱した女より、「男らしさ」から逸脱した男のほうが、
より大きな社会的ダメージを受ける。
だから、例えば「情けない男」とレッテルを貼られてしまった男性は、
「男勝り」な女よりもずっと否定的な意味持ってしまう。
どちらが辛いっていうより、男も女も、社会が作った枠に翻弄され悩まされてるんだね。
「自分らしさ」を貫くのは、今の日本社会では相当の覚悟がいるのかもしれない。
Monday, October 29, 2007
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期待はされたくないですね、様々な面において。働いても、女性だけ賃金が低いのは頭に来続けてます。