社会から期待されるらしさと、自分らしさ


社会から期待される「女らしさ・男らしさ」と「自分らしさ」が異なったとき、大きな葛藤が生じる。

性別の違和感を抱えてる人じゃなくても、その葛藤を経験する人は多と思う。

この葛藤は、特に女性の方が大きいらしい。

例えば、「今の性別に生まれて良かった」と思うのは男のほうが高い。

ナゼ女の方が低いかというと、

「女が女らしく生きていくこと VS 社会で活躍すること VS 自分らしく生きていくこと」

この間の矛盾が男より大きいがために、女性であることの受容が男性より低いそうだ。

男のほうが、「男が男らしく生きていくこと VS 社会で活躍すること」の間の葛藤が小さいから?

だからといって、もちろん男にも「男らしさ」と「自分らしさ」の葛藤がないわけではない。
男の場合、より「男らしさ」の証明に懸命になるという。

なぜなら、「女らしさ」から逸脱した女より、「男らしさ」から逸脱した男のほうが、
より大きな社会的ダメージを受ける。

だから、例えば「情けない男」とレッテルを貼られてしまった男性は、
「男勝り」な女よりもずっと否定的な意味持ってしまう。


どちらが辛いっていうより、男も女も、社会が作った枠に翻弄され悩まされてるんだね。

「自分らしさ」を貫くのは、今の日本社会では相当の覚悟がいるのかもしれない。



2 comments:

  1. 魅禄 said...:

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    期待はされたくないですね、様々な面において。働いても、女性だけ賃金が低いのは頭に来続けてます。

  1. のら said...:

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    ■魅禄さん
    はじめまして!
    コメントありがとうございます。
    ��働いても、女性だけ賃金が低いのは~・・・。
    本当、特に民間は同じ仕事時間・量だったとしても女の方が賃金少ないのは腹立つ現状ですよね。
    それに、期待されることに応えるのもしんどいものがあります。

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