トランスアメリカ


『トランスアメリカ』という映画を観た。
http://www.transamerica-movie.jp/





女性としてロスで生活するトランスセクシュアルの主人公ブリーが、
性転換手術を受けて女性の身体を手に入れる話。

しかし手術直前に、男性だった頃にできた息子がいることが分かり、
カウンセラーに言われ、彼と会うことになる。

息子トビーは、ドラッグ中毒で売春して暮らしていた。
ブリーは協会から派遣されたボランティだと偽り、トビーを養父の元へ帰そうと思い立つ。
で、2人の米大陸横断の旅が始まります。


とにかく、設定やストーリーがすごく良い。
二人の距離感なんかも絶妙。

ブリーが男性だとバレたときも、本当の親だと知られたときも、
2人は遠いようで近い距離感を保ってる。


考えてみると、いわゆるオカマと称される人の映画での取り上げられ方って、
道化的で笑いのネタが多かった。

でもこの映画は、そういう嘲笑を許さないで真面目に性の問題に取り組んでいる姿勢が伝わってきた。
だから観ている方も、性の多様さについて認められる。

セクマイを笑いのネタとして扱わない、そういう映画ってやっぱりいい。


2 comments:

  1. said...:

    SECRET: 0
    PASS:
    セクマイ関連の映画で思い出すのが 
    「ボーイズ・ドント・クライ」 
    あれはトラウマになりました(泣) 

  1. のら said...:

    SECRET: 0
    PASS:
    ◆駈さん
    「ボーイズ・ドント・クライ」はまだ観た事ないんですが、
    かなり衝撃的だとか。
    トラウマになるほどって・・・。
    き、気になる・・・。

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