僕の家は、昔からジェンダー色が強い家だった。
ジェンダーといっても、「フェミニズム」。
母がウーマンリブやフェミニズムの影響を強く受けた人で、いわゆるフェミニスト。
今では珍しくもないが、当時(30年前くらい)は「働く女」は珍獣だったそうな。
男女差別を強く嫌う母の姿勢は昔からあって、僕はそれが普通だと思ってた。
そのせいか、小学生の頃から男女平等意識に敏感だった。
運動会のクラス対抗リレーで、第1走者が女・アンカーが男っていう仕組みに疑問をもったり、
「女のくせに」と口走る男子に、「男女なんか関係ねーよ!」と取っ組み合いの喧嘩をしたりした。
とにかく、生物学的性別が女だというだけで、理不尽な思いをさせられるのがムカついたんだ。
その賜物か、早い時期からジェンダー関連の書を読むようになった…。
話はそれるけど、僕はあまりフェミニズムは好きでない。
確かにフェミニズムは、女性の地位向上・男女平等意識を芽生えさせることに貢献したかもしれない。
でもその運動で救われたり力を得たのは、一部の“多数派の女性”ではなかろーか。
つまりレズビアンなどの少数派の女性には、フェミニズムの恩恵はあまり無かったのでは…?と思ったり。
例えば、ジェンダー研究をする女性が、セクシュアリティ研究をする女性を嫌うように。
そういう意味で、フェミニズムはそういう少数派女性を犠牲にした上に成り立ったものだと感じる…。
あくまで個人的意見だけど。
話は戻って。
そんなこんなで小さい頃から、男女平等意識を刷り込まれてきたおかげで、早くから僕のジェンダー観はある程度確立したけど…。
問題なのは、アイデンティティ確立(笑
ジェンダー観が確立したからといって、同時にアイデンティティも確立するわけじゃない。
これからも長い付き合いになりそうな、僕のアイデンティティ確立の旅。
まぁ、気長にいくとも。
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◉2代目愛犬 :ビーグル犬 享16歳。
子供時代から社会人まで見守ってくれた友。ずっと大好き。
◉3代目愛犬 :雑種犬 くる 推定4歳。
山に捨てられ、動物保護団体に保護されたのち譲渡会で出会い、家族に仲間入り。神経質だけどドジで可愛い。
◉初猫 :保護猫 ハルタ 推定2歳。
衰弱死しかけていたのを発見し保護。犬一筋だったのに、猫の愛くるしさに戸惑っている。
[メモ]
sexualityやgenderの色んな在り方が尊重されるようになってほしいという思いから、「ALCO」 にて仲間と活動。現在は活動休止中。
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今日和。突然ですみませんが、お願いがあります。私は改名するべく使用実績を集めていて、年賀状や文通の交換をして頂けませんか?本当に勝手な頼みですみません。嫌なら嫌とはっきり言って頂いて構いません。返答箱メ等におねがいします。ではm(_ _)m