昨日の「ハートをつなごう」、観ましたか?
渡邊圭さんという方の考えが、すごく共感するとこが多かった。
同じ悩みをもつ人たち(FTM)と出会っても、その中に馴染めない。
でも、そこにしか居場所がないと思ったから、そこに填まろうとする。
男・女、白黒つけなきゃならんと思って自分を偽った。
辛い。
でも、FTMになる必要はないと気付いた。
そこで、どう振る舞えばいいのか、「自分らしい」って何?という課題に直面する。
きっと、多くのXジェンダーやその他多くがぶち当たる壁。
男・女になれない(選ばない)。
だから「自分らしさ」模索する。
でも、なかなか見つからない。
自分を偽る辛さ。
僕らには生き方のモデルがいない。
“ストラップにも男女の区別があるの?!”というように、全ての言動は男女に分けられている。
その分けられた男女に入ることができない僕らは、同じ悩みをもつ仲間にさえ理解されず、異端扱いされる。
『性別違和感を他者に告げると、性同一性障害であることを求められる。』
でも、決め付けないでほしい。
「あなたは何者なのか?」と差し迫られたら、多くの人は困惑して答えられないように、存在に答えを求めないでほしい。
男か女になれないから、中途半端だからといって、同じ悩みをもつことを拒んだり、非難しないでほしい。
僕はまだ「自分らしさ」を見つけられないけど。
まだ人生経験も少ないし、未熟だし、ヒヨッ子だけど。
高校時代の友人にはできても、大学では誰にも自分の性別違和感について打ち明けたことがないけど。
「僕はね…」そんなふうに、自然に大学でも喋りたい。
試行錯誤の人生。
笑われたって、失敗したって、いいじゃんか。
Thursday, July 5, 2007
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本当に、そうですね。
ひたすらうなづいて読みました。
そうか、自分らしさを見つけるのが難しいのは、モデルがいないからなんですね。