たまにはナーバス


柄にもなくナーバス気味だ。

周囲の女の子と違う自分は何なのか、欠陥品なのか。
どうすれば他人に伝わるのか、理解されるのか。

強くなる体への違和感と嫌悪。
ずっと否定されてきた仕草や言葉や服装。

自分のものなのに、自分のものなのにはならない虚しさ。

よく、強いねって言われるけど、本当はそんなんじゃない。

辛かった。寂しかった。

どんなに信念を持っても、「自分は自分」って言い聞かせても、一人は寂しい。
逃げ出したかった。

仲間に出会いたかった。

何でこんな体持ってるんだよ!気持ち悪い!
何で男に生まれなかったんだろう。




鏡に映る自分の体が、自分じゃないみたいだった。

誰かに分かってほしいくせに、なかなか勇気を出して言えない。

拒絶されるのが恐い。


でも、少しずつ分かってもらえばいい。

心にも性別がある。
男女どちらでもない心の性別がある。

友人に初めて肯定されたとき、すごく嬉しかった。

周囲との違和や、性別違和感に苦しみ続けてきた。

それでも、そんな俺でも、理解してくれる人はいる。


昔を思い出してナーバスになったり、性別違和感のことで壁にぶち当たったときは、テンションがた落ちです。

消化しきらない思いをぶちまけたい。

そうやって時間を重ねていくことの幸せ。

ちゃんとわかってるよ。


2 comments:

  1. 雨情 紅庵 said...:

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    私、自分の性なんか分からないけど、生きていこうって思えたよ。

  1. の ら said...:

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    ◆紅庵さん
    うん、生きてこう!
    ヘタレ文章にコメントありがとうw

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