世知辛い


実家に帰省中、愛犬の散歩から帰ってきたら、見知らぬ中年男性に声をかけられた。
いきなに話しかけられて身構えてしまったが、民生委員(児童委員?)の人だった。

以前ちょっと書いた、実家の向かいの家の子どもの様子について聞かれた。
その家では、しばしば母親のヒステリクな怒鳴り声と子どもの泣き声が聞こえる。
何度か通報・相談があり、近所の人に聞きまわっているとのことだった。

オレは実家に帰ったときしかその家の様子は知らないけど、「もしかして…」と思うことがある。
とりあえず、自分が見聞きしたことを話していたら、偶然その親子が帰ってきた。

オレと民生委員の人を見るなり、母親はものすごい勢いで家の中へ入っていってしまった。
なぜか、連れていた2人の子どもをその場に置いて。
子どもは、玄関のドアを叩いて「入れてー」と必死に母親を呼んでいる。

民生委員の人も心配になったのか、慌ててその家に向かった。

母親の様子だと、たぶん通報・相談されてることを知っているんだと思うけど、
そんなに通報・相談があるなら、早く介入してあげて欲しい。

子どもが不憫でならない。

何かあってからでは遅いし、いわゆる虐待でなくとも親に毎日のようにヒステリックに怒鳴られている環境なんてしんどいと思う。

「もしかして」が間違いであってほしいけど、実家に帰ったときは、できるだけその家の子どもを気にかけるようにしている。

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