8月の二回目の実習へ行ってきました。
今回は、失語症の作業所。
8月の一回目に行った実習先とは全く違う雰囲気で、利用者さんが自由かつ楽しそうに作業している姿が印象的でした。
働き盛りのときに脳血管疾患を患い、復職が難しい状態にある方が通っているのですが、
社会正員の一人として自分の存在を確認できる重要な場所であるようです。
やっぱり、自分が社会の一員として存在していることを、確認できたり認めてくれる場所や人がいるか否かでは、精神的に大きく違うと思います。
それこそ、社会と繋がってる感覚や意識だったり、障害を持った自分の存在を認知し理解してくれる人や同じ障害をもつ仲間の存在があるからこそ、日常生活にプラスの影響を与えるというか。
それは僕も例外じゃなくて、トランスジェンダーである自分を受け入れてくれたり認めてくれる人がいることで、自分も社会の正員だと思えるし、日常生活や人生を肯定的に送っていこうと思えるわけです。
障害受容のみならず、社会の中で自分をどのように位置付けるかというアイデンティティは、やはり大事なんだな…と改めて思いました。
ともあれ、無事に実習が終わってホッとしてます。
Thursday, August 26, 2010
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Backnumber Jugem,
Diary 2010
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実習,お疲れ様です!
失語症というと,脳血管障害,講語障害,メンタル...などが含まれるのでしょうか?
社会の一員として認められるのはやはり大きいようですね.
角度は違いますが,定年後うつやいわゆる「通院ニート」なんかも,
自分が社会から外れてしまった・・・という思いが大きく関係してる
っていうし・・・
大昔に勉強したマズロー欲求階層説で「社会的欲求」ってのも
ありますしね.
言語聴覚士さんの仕事って幅広いんですね.
今度,12月にあるイベントで大阪で市の役員の方で
言語聴覚士さんの講演を聞けることになっているので,
楽しみになってきました.