同性愛と性同一性障害の境界の曖昧さとか



NHKのハートをつなごう。
ぅーん・・・何か色々たくさん考えてしまった。笑
個人的には、渡辺さんが気になってました。

なるほどなぁ・・・と思ったのは、
女を拒否するんじゃなくて、女だという事実を受け入れて認めて、
「こんなふうに生きたい」っていう”なりたい自分”を築いていく、という話。

つまりは生き方、ライフスタイルの問題だと。

確かに、自分の性別を拒絶するだけってのは辛いもんがあると思う。
せめて自分くらい、自分の過去・今を認めてあげないとあまりにも苦しい。

でも、”なりたい自分”には確かに色んな可能性がひめられている気がする。



あとは、同性愛と性同一性障害の境界の曖昧さについて。
男性的なレズビアンと性別違和感が弱い人の境目が曖昧だし、当事者も混同してるという話は、重要だと思った。

はりま先生が言ってた、「同性愛は一般的にはオカシイけど、男で女を好きならオカシクないから、自分は心は男でFTMなんだって思う人もいる」という話で納得した。
まぁ、同性愛がオカシイってされてること自体が差別ですよね。

同性愛当事者が、自分の内にあるホモフォビア(同性愛嫌悪)によって、
自分が同性愛者であることを受け容れられなかったり、同性愛を差別したりっていうことが、性別違和にまで影響するなんて、ちょっと驚きでした。



個人的な感想としては、今度はGID周辺群についてやっていただきたいな、と。笑

男女以外の性を自認する人たちの存在がいるということ、
性別違和感を抱く全ての人が、医療的処置を必要とするわけじゃないこと、
性別違和感が、全て性同一性障害に直結するわけではないということ。

伝える必要は、確かにあるのではないでしょーか。


あ、最後にレズビアン&ゲイ映画祭の宣伝がやってましたね!
みなさまは行かれますか?
僕は前半に行きますw



2 comments:

  1. 癒輝 said...:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。お久しぶりです。
    実は私は番組を観ていないのですが・・・。
    今の私の場合は私自身の事についてはっきりと解っているつもりなんですけど,そうか・・・,「同性愛」と「性同一性障害」を混同してしまっている当事者の方がいると云う事には気づきもしませんでした。「男で女を好きならオカシクないから」かぁ。当事者でも差別意識がある方もいるんですね。少しびっくりと云うか,驚いてしまいました(汗)。そして,性別違和にまで影響するなんて、私も驚きです。
    やはり,会う人会う人に当然の如く「彼氏は?」「彼女は?」と異性の恋人がいるかどうかを聴く様な,周りの『異性愛強制主義』の所為なのでしょうか・・・。
    そして私も,世間が知らない様な「男女以外の性を自認する人たちの存在がいるということ」等を番組で特集してほしいと思います。

  1. のら said...:

    SECRET: 0
    PASS:
    ■癒輝さん
    同性愛と性同一性障害の境界の曖昧さは、専門家も判定が難しいそうです。
    セクシュアリティって難しいなぁと改めて思いました。
    当事者の内の差別意識もやっかいですよね。
    癒輝さんの言うように、異性愛強制主義の影響は本当に大きいですよね。
    ”フツウ”とされていることからハミ出ることは人間にとっては困難な壁で、
    だから多くはマジョイティであることに安心感を抱きたいがために、
    フツウの枠に留まっていようとするのかもしれないですね。

Post a Comment