インドで、男でも女でもない「第三の性」が認められ、生活支援が始まった。
「体は男なのに心は女」であるがために、不利な立場に置かれてきた人たちを対象に、
身分証明書の性別欄の変更や専用トイレの設置などを進めるという。
http://www.asahi.com/international/update/0718/TKY200807180408_01.html
朝日新聞 2008.7.18
すげー・・・。
厳しいカースト制がある国だけど、いっきに最先端になってる。爆
この人たちはヒジュラと呼ばれ、カースト制度から外れた特異な存在だそうな。
ちなみに、性別欄にはＭ（男）でもＦ（女）でもなく、「Ｔ」と表記するんだって。
コレ、日本でも導入されたらいいなー。
どうしても性別欄に記入が必要な場合のとき、少しでも戸惑いや気負いを低減するために。
それから、ちょっと疑問。
今回の支援の対象になるのは、「男の子として生まれ、ある時期に自分はヒジュラであるということを自覚し家を出て、ヒジュラの集団に身を投じ、そしてそこで男性器を切断する手術を受けてヒジュラになった人たち」だという。
じゃぁ、その反対の人たちは・・・？
特異的な文化のことはよく分からないけど、これじゃーまるで、MTFには支援するけどFTMには支援しないと言っているみたい。
「女でもなく男でもない」という第3の性を、せっかく国が認めたのに、すごいことなのに、何だかちょっと微妙な気分。
8 comments:
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やはり性別欄記載をＴにするには厳しい条件付なんですね。日本はどうだろう？先日、職安では性別欄を無くす方向で話はあると聞きました。現状では記載の有無にしか手が出せないのかなぁ。いつも行く大学病院の受付した際に出る用紙にも、性別が書かれなくなってました(^^)新たにつくるって難しいんだろなぁ。Ｘジェンダーを医師が認めたら動きはあると思います。
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■駈さん
インドの文化や制度は特有ですよね。
僕も、「T」はトランスのTかと思いました。笑
自分で性別欄を作れるなら、駈さんは「０」ですか。
「０」にはどんな意味が・・・？（鈍くてすみません
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■カズさん
性別の記載の有無はよく言われますけど、新しい性別の記述についてはあまり聞きませんもんね。
��ジェンダーとしては難しいかもしれないけど、性別違和症候群という大きな枠でなら、将来的に医師の承認がおりることがあるかもしれませんねｗ
カズさんが掛かられている病院では、性別の記載が無くなったんですか。
いくらか気持ちが楽になる面もあるでしょうね。
良かったですね！
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別の記事にあった役割による性自認の揺らぎって、精神科等で性別違和感以外の原因を取り除くことを先ずやるみたいです。♀が男みたいだとボーイッシュて言葉があるから、『性別違和感』じゃなく『個性(趣味趣向)』に捉えられてしまう気がします。男服を着て気持ちが落ち着く自分も周りの人には『♀でも男服着るよ♪』程度なんですよねぇf^^;
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■カズさん
異性装をした場合、女男では反応が違うってよく聞きますもんね・・・。
カズさんの言われるように、女が異性装をするとボーイッシュで済むけど、
男が異性装をすると、女の場合より風当たりが強い場合が多いですよね。
こういう性差も哀しいな・・・。
個性を現すために異性装をするのと、性別違和感のために異性装をするのでは、また違う次元の問題だけど、カムウトしてない場合は周りに異性装をするボーイッシュな人と認識されちゃうんですかね…。
もどかしい。
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インドらしい興味深い話です
TはトランスのTかと思ってました！
もしも自分で性別欄を作れるとしたら
��がいいかな…？