デザインド・リアリティ


ゼミの後輩が、やおい研究をしたいということで大量の資料(?)を持ってくるんだけど…。
エロ本並にスゴくてビビった。爆
女のエロ本って言われるくらいだから一般的なのか?

「先輩も読んで勉強してください」って言われるけど、何を勉強しろってーの。笑
正直、この手のものは苦手なんだよな…。
同性愛作品とは別物だし。

今日も後輩は、助手室でなにやらすごいゲームしてたし。
僕と助手さんなんて、あまりのスゴさにその横で震えてたもん。爆
完全にR指定だよアレ。
そんなもん助手室でやるなってーの。笑

でも、僕もあまり人受けのいい研究してないから、同じようにマイナーの研究してる人見るとつい応援したくなっちゃうんだよね。笑

それで、よく図書館で参考文献探しを手伝うんだけど、やおい研究って社会学が主になってて、
心理学ではやおい研究ってほとんどないので参考文献がないんです。
先行研究では、溝口彰子とか石田仁さんとか金田淳子さんとかが有名みたいですけど。

そんなとき、やっと見つけた心理学関連の本。
「デゼインド・リアリティ」 有元典文・岡部大介  北樹出版

やおいについて書かれた本じゃないけど、文化心理学的視点から「やおい文化」について分析してる章が1つあるんです。
他にも、コスプレや童貞について書かれてたりもしてて、ユニークな世界を取り扱ってます。
心理学っぽい堅苦しい感じもないし、読みやすい感じでした。

そういえば、今年は他ゼミにもやおい研究やる子がいるって聞いたなぁ。
まぁ自分の好きなことを研究するのが一番だし、やる気も出ますしね。

生温かく見守ろうと思います。






2 comments:

  1. 有元 said...:

    SECRET: 0
    PASS:
    読みやすいといっていただき、うれしいです。
    細部にこそ本質が宿る、というつもりでマイナーな実践を追いかけています。

  1. めぐむ said...:

    SECRET: 0
    PASS:
    ■有元先生
    コメントありがとうございます。
    6章の最後,サブカルチャーの実践の中にこそ私たちが与えられた世界をただ生きているのでなく,積極的に世界を構築し維持し続けているメカニズムが見て取れるんだ…というところが個人的にとても納得するものがありました。

Post a Comment