かーなり久々にジェンクリへ行ってきました。
でも今回は、いつも眼を輝かせて語られる先生の読書感想はありませんでした。笑
そのことに何となく物足りなさを感じちゃってる自分が切なかったです。
それからGID学会の話のときには、「ぁー…あの時期は稼ぎどきだから行かないなぁ」とかぶっちゃけてました。
「行けない」んじゃなくて「行かない」んですね、先生。
そんなゆるさが好きです。
超くそ真面目な人が先生と一緒に仕事したら、たぶんノイローゼになると思う。笑
で、今回先生は「GIDの心理臨床とウソ」について熱く語ってました。
先生は、GID外来で来た人にロールシャッハテスト(心理検査)を取る仕事をよくやるそうなんですが、今は当事者どうしが「どう答えれば診断されやすいか」っていう情報を共有しちゃってるから、みんな同じ答えになるんだそうな。
確かにそんな現状があるんじゃ、心理検査の信頼性も何もないよなぁ…。
心理検査だけじゃなく、早く治療を受けたいために書籍やテレビなどで得た情報を糧にGIDの典型例のように表現するケースも少なくないそうな。
…それはさすがにいかんよね。
なにがいかんって、自分のためにならんと思う。
先生も言ってたけど、GID治療はゴールじゃなくてこれからの生活のスタートなんだから。
そういえば、上に書いた類のウソではないけど、GIDとウソについて書かれてる論文もあったなー。
えっと…どこにしまったっけ。
ぁ、あった。(←資料の山を漁った
「性同一性障害と嘘 梅宮れいか 2007年 現代のエスプリ(481)」です。
当事者のつくウソにはどのような意味があるのか?
興味のある方は読んでみるのもいいかもしれませんヨ。
それにしても先生、なんで今日は読書感想ないんですか?w
2 comments:
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■カズさん
人間の記憶というのはモロイものですもんね。爆
カズさんのおっしゃるように、思い込みや外部から得た情報で自分のニセの記憶を作り上げるのは無意識でも危険ですよね。
個人的には、性別違和が「生まれたときから」という人が不思議です。
��主に記憶を司る)海馬の発達は3~4才のはずでは?とか思ったり。笑
医師やカウンセラーさんも、それを分かって話を聞いてるのだと思いますが。
カウンセリングなどの受診前に情報を集めるのはダメですよね…。
そんな方がいらっしゃるのですか…。
なんだか、診断書をもらうことに比重を置きすぎてる気がします。
��IDカウンセリンって、医療的なことだけじゃなくてもっとアイデンティティの発達とか広い視点で受けてもいいと僕は思ったりします。
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あ、自分もウソについては気になってます。
掲示板やサイトで得た情報によって自分の記憶が思い込みになってしまったり、過去を都合よくすり替えたりしてる人、沢山いると思います。
しかも無意識な場合は特に危険ですよね。
前に掲示板で心理検査の内容やカウンセリングで何を聞かれるのか、情報集めてた人がいてこわかったです。
答えを準備してもカウンセリングの意味はないのになぁ(´`