修論 研究計画報告会

修論の研究計画報告会おわった(´∀`)

質疑応答では、ジェンダー研究してる先生から、
性別違和とジェンダー違和の違いの説明を求められて焦ったけど、
おかげで使えそうな視点も得られた。

先生の視点はさすがというか興味深い。

性同一性障害という名称が流行のように使われていることと、現代の性役割意識の変化
(従来の性役割意識が弱くなった)は、少なからず関連しているという。
たとえば、10年ほど前までは、女性の場合、女性性の受容は高かったが今は高くない。
(男性の場合は、今も昔も男性性の受容は変わらず高い)

それに伴い、思春期の第二次成長期の性受容・身体変化の受容も関係しているという。
特に女性の場合、従来はこうした身体変化に対する不快・戸惑い乗り越えて受容していく
ことが、女性のアイデンティティー発達には欠かせないとされた。

けれど、性同一性障害が社会的に認知されるようになったことで、
多くの人が経験するだろう第二次成長期の身体変化に対する不快や戸惑が性別違和感の
ように知覚され、個人が感じている違和感が、ジェンダー違和なのか性別違和なのか分か
らなくなる可能性もあるんじゃないの?と。

だからこそ、未成年の診断には慎重にならざるを得ないんでしょうね。
貴重なご意見でした。

あとは、別な先生からGIDの発現率と原因についての質問が出たかな。←ちゃんと覚えてない

とりあえず終わってホッとしてますw



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