主体性の尊重じゃないよ

今日はアシスタントをしてる学部の授業の最終日でした。

社会心理学の演習(実験)なんですが、担当の先生への苦情が最も多い授業でもあります。

授業は、いわゆる学級崩壊状態で、授業中に動画みたり、漫画読んだり、出歩いたり、大声で談話するのは当たり前。
開始30分で3分の2の学生が帰る。

半ば呆れつつも毎回注意するんだけど、先生が「注意しなくていいよ」と学生の前で言うもんだから、学生はさらにヒートアップ。爆
社会心理なんてせっかく面白い実験できるのに、1グループ20人という無謀な構成作るし…無理。

真面目に受けてる学生や助手さんに、「注意して」と言われるから俺はするけど、肝心の担当教員は「学生の主体性を尊重したいから注意しなくていい」と言う。

無法地帯にするのと主体性を尊重するのは全然違う…(´`)
勘弁してくれ…。

ほとんどの学生が測定技法を習得しないまま、来年は卒論に挑むことになる。

ある意味、一番の被害者は学生…。


2 comments:

  1. Loki said...:

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    僕の学校では助手がアシスタントをするので,講義のアシスタントがほぼ生業です.
    PCを使う演習では,学生をどう集中させるかが難しいですよね.
    ��そもそも大人として自主的に講義にきてるんだから自分で集中してほしいが)
    僕は教員によって2パターンを使い分けています.
    講義の始めと慣れが出てきて,メインの教員が話していないスキを狙って,後ろから
    「何人かインターネットで遊んでいるようですけど,そういう人はわからなくなってもサポートしません」とプレッシャーをかける.
    もう一つは,放置して質問にきたときに講義で言ってたことは「それは授業を聞いていないということで欠席扱いでいいですね?」とプレッシャーをかける.
    ・・・そもそも教員側に問題がある場合は,学生が気の毒な場合もありますが...(ボソボソしゃべって助手でさえ聞き取りにくいとか,黒板の文字が汚すぎるとか)こういうときは教員に言える場合は言って,いえない場合はフォローします.
    高校の教員だと講義を統制しなければいけないとされていますが,研究会の人たち(大学で教員をやっている人たち)によるとやっぱ,どこでも学級崩壊状態になっており,かつ,一部の学生から「教員がコントロールしてくれないから,勉強できない」というクレームが出たりします.
    どちらにしても学生はしわ寄せがきてから苦労することになるんでしょうね.

  1. のら said...:

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    ■Lokiさん
    僕の場合は、Lokiさんのパターンでいう後者で、注意しない(できない)という本当に致命的な感じでした・・・。
    それを学生も分かってるんでしょうね、他の演習・実験の授業では静かなんです。爆
    もうちょい助手さんと相談してやればよかったと思って少し心残りです。
    Lokiさんも結構苦労されてるんですね・・・。
    4月からは別な授業のアシスタントが決まってるので、試行錯誤がんばります。笑
    教員によって使い分けをするというの、参考にさせていただきます(^^)!

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