LGBTQ

 「Journal Of Sex Research」という雑誌の論文で、
青年期・成人期の性別違和感をもつ人に関する研究があった。

この論文は、GID以外の人たちにも視野を広げて広範囲にみている点が好き。
いわゆる、性別違和症候群の人たちも調査対象にしている。

調査はアンケート(質問紙)なんですが、所属や年齢など個人属性を書くシートの性別欄が、
「男・女・トランスジェンダー(  )・その他(  )」となってました。

それから性的指向を尋ねる質問でも、「ヘテロセクシュアル・ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・クィア・Asexual・分からない・その他(  )」と選択肢がたくさん。

こういう細かい配慮は、日本の論文ではあまりないと思う。
自分が回答者になった時にこういう配慮があると助かりますしね。
修論の参考にもなります。笑

それから、LGBT(Lesbian・Gay・Bisexual・Transgender)というセクマイの表記はよく見るけど、この論文では「LGBTQ」と表記していた。

「Q」はQueer:クィアの意。
最近では、自分がどのカテゴリー(同性愛、バイセクシュアル、半陰陽など)にもあてはまらない・あてはめたくないと感じる人が自分をqueerと呼ぶようになってきているんだとか。

そのうち日本でもLGBTQになるかも?


2 comments:

  1. Loki said...:

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    すごくありがたい性別選択欄!!ですね.旅行の予約やアンケートなど,性別欄に○をつけるときがアンケート内容より悩むきがしますw
    苦し紛れに「男・女」の・に○つけたりとかしてますねww(公的書類でなければ)
    タイトルからして英語圏の論文集でしょうか?
    クィアという言葉は以前,ネットでみたことがありますが,確か自分で自分を皮肉った言葉が発祥なんですよね?
    黒人が自分に対してniggerと使うようなモンらしいですが,
    最近では一般的なんでしょうか?
    語源を見て一般的につかっていいのかわからず,控えてます.
    (間違っていたらごめんなさい)

  1. のら said...:

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    ■Lokiさん
    僕も公的書類でなければ「男・女」の・に○をつけたりしますw
    あとは自分で勝手にその他( )を作ったり。笑
    論文は、「The gender identity/gender dysphoria questionnaire for adolescents and adults」という題で、確かカナダの雑誌だったかと…(不確かですみません
    そうですね、クィアは当事者が自分を皮肉った言葉が発祥のようです。
    学問的・商業的・政治的には一般的に使われているようですが、
    日常的に使うには安易に使えないとされていると聞いたことがあります。
    参考にならなくてすみません;

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