頭で理解したと思ってるのと、実際に理解できてるのとでは、たぶん溝がある。
トランスヴェスタイトの友人が、最近なにやら悩んでいる。
一番仲良しの友人が、ホモやレズという言葉を平気で使ってることが腹立たしいと。
その子はレズビアンで、友人にもカム済み。
友人はカム後も変わりなく付き合ってくれるし、受け入れてくれたと思っていたらしい。
でも、再三注意したのにその友人が「ホモ・レズ」話で騒いでるのことに、憤りを感じてると。
確かに、頭でリカイできたと思ってても、実際ちゃんと正確に理解してるとは限らないよね…(´∀`)
特にセクシュアリティなんて、他者からみれば性的な部分ばかりに興味がいくんだろうな。
でも、もし俺がその子の立場だったら、やっぱ悲しいかな。
だって自分が信頼してる相手が、カムして受け入れてくれたにも関わらず、差別の塊みたいなこと言ってたらキツイ。
かーなーりショック。
口だけかい!って思っちゃうかもしれない。
でも実際、当事者でない多くの人にとっては、ホモという言葉は差別だなんて知らないかもしれないし、
同性愛と性同一性障害の区別もつかないのかもしれない。
セクマイへの偏見・差別に対する意識も薄いんだと思う。
だからこそ、分かってほしい人にだけ伝わればいいと俺は思います。
でも、彼女はその「分かってほしい人」に上手く伝わらなかったから、もどかしさや憤りが爆発したんだと思う。
「同性愛者であることをカムするのと、性別違和感を持ってることをカムするのは、反応が違う」
という彼女の言葉が切なかったけどね…。
どちらにだってリスクはあるし、痛みや苦しみを他者比較したりレベル判断しちゃいけない。
きっと彼女はすごく疲れてるんだ。
さて、もし俺が彼女の立場ならどうするか‥?
伝わってほしい相手になら、伝え続けます!
Monday, December 3, 2007
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Backnumber Jugem,
Diary 2007
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