結局は男・女


先日カウンセラーの友人と、とある学会に参加し、
その友人に紹介されてGID治療に長年関わってきたという精神科医の先生と話す機会があった。


先生と色々話した率直な感想は、
この先生の概念には「男・女」しかないんだなぁってことでした。

つまり、僕らXジェンダーという存在は、
この先生の中ではありえないものみたい。笑

僕が、「男・女って決め付ける必要ないように思うんです」と言ったら、
先生は、「決め付けるんじゃなくて、どちらか決まるもんなんだ」って仰った。

GID治療のプロが言ったことだけに、気持ちが揺らいだ。

男・女どちらか選ばなきゃならないのか?
Xジェンダーという選択は認められないのか?

色んなことを考えながら、先生が言った意味を何度も巡らせた。

でも、やっぱり僕はXジェンダーで、男女どちらかを選ぶことはできない。


それが認められないことでも、別にどーってことない。

でも、どれほど自分らしくという信念を掲げてても、たまには不安になる。
孤独を感じて寂しくもなる。

でも、誰だって生きてる中で不安になる時はある。

だから開き直ってやる(得意技?

その先生の世界には、「男・女」しかないのかもしれない。
けど、僕の中には、色んな性がある。

両性や無性や、決められない性だって「変」なんかじゃない。

自分の選択やライフスタイルを認められなくても、気持ちが揺らいでも、
やっぱり僕はXジェンダーなんだ。


2 comments:

  1. said...:

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    長く経験を積んでいるプロの方に限って 
    「前例のないケース」には否定的だったりとか
    ありがちですね~(ヤだけど)  
      
    精神科医に限った話じゃないですが… 

  1. のら said...:

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    ◆駈さん
    ��「前例のないケース」には否定的だったりとか
    ありがちですねー(笑
    プロなら、もっと広い視野でみてほしいところですがねー。
    でもプロに言われると、ついションボリなっちゃうのが情けない(爆

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