発達障害の授業が結構あるんだけど、担当の先生の発言が個人的にあまり好きでない。
簡単に障害を個性って言ったり、「フツウ」「正常」という言葉を頻繁に使ったり。
いわゆる障害というものが個性となるのは、本人が自分の状態を受容できていて、周囲のサポート状況が整っている場合だと個人的に思っている。
だから、安易に障害(というか社会的ハンディキャップ)を個性だというのは、本人の問題を軽視しているようで好きでない。
例えば自分に置き換えたら。
昔。まだGIDという言葉を知らなくて、ジェンクリにも行ってなくて、ただ自分の状態が何なのか分からず悩んでいた頃を思い返すと。
まだ自分自身を受容できていなかったから、「それは個性だよ」と言われても、余計に悩んだと思う。
でも今は、ある程度自分自身を受容しているし、嬉しいことに周囲のサポートもあるから、誰かに「それは個性だよ」と言われたら、大きく頷けるんじゃなかろうかと思う。
なんか話がズレた気もするけど。笑
現場の臨床に出てる先生が、簡単に障害を個性って言ってるのが、何か切なかった。
それだけ。
Saturday, May 14, 2011
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元々の"性質"は障害ではなく個性だと思います。
ただ、社会との関係において、社会によって"障害"を感じさせられることがある、という意味で発達"障害"なんだと思います。