インタラクション


先日、以前書いた選挙のお手伝いメンバーとの打ち上げがあり、
帰り際にMTFの方が本を貸してくれた。

石川大我さんの「ボクの彼氏はどこにいる?」/講談社文庫

ゲイである石川さんのこれまでの歩みを書いたもの。

自分のセクシュアリティを自覚し受け入れるまでの苦悩、ネット上での仲間との出会い、
そういったことを通して描かれた個人の成長。


個人的に印象に残ったのは、「カミングアウトは理解しあうプロセスの始まり」という言葉。

「言って終わり」「言うだけで、後は相手の対応に任せる」という一方向の伝達ではなく、
「理解してもらえるように協力をお願いする」「誤解を訂正する」といった相互のやりとりが、
カミングアウトには必要なんだと再確認した。

この本では、カミングアウトに対する石川さん流のアドバイス(?)もあり、為になる本でもあると思う。






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