ポジティブ姿勢で

連日、集中講義三昧ですw
どんだけやっつけ仕事。笑

ちなみに、どの講義も初回授業では「自己紹介」をしなきゃなりません。
卒論・修論のテーマ、将来の抱負など。

で、今日の講義でも初めに自己紹介をやり、
僕は修論について、性別違和感を持つ人に対するステレオタイプイメージについて検討します・・・と大雑把に言ったんです。

そしたらその後、担当の先生が一言「性同一性障害って嫌いなんだよね」
とおっしゃいまして。爆

「あ…はい、…」と言うしかなかったんですが。


この先生の研究テーマが「個人差・多様性の理解」なんですが、セクマイに関してはNO!みたいですね。笑

残念です。

でもこの先生に限らず、ジェンダー研究してて性同一性障害に関する論文も出してるのに、セクマイ研究嫌いな研究者とか結構います。
ジェンダーはいいけど、セクシュアリティはイヤ!みたいな。

切ないです。

ついでに、「何で偏見持っちゃいけないの?」ともおっしゃいました。

・・・試されているんでしょうか?(しっかり!

話がそれました。笑


まぁ、その先生は「キライ」という一言で片付けましたが、重要なのは、

「なぜキライなのか(その背景は)?」・・・正確な情報を得ていないからステレオタイプイメージだけで決め付けてるんじゃない?とか、
「キライな感情を低減するためには?」ということ等を考えることですよね。


ポジティブ姿勢で。



8 comments:

  1. カズキ said...:

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    女性より男性の方がセクマイ嫌い多い傾向な気もします。GIDをカムしても男性は男を甘く見るな!とか、女性特有の憧れ→変身願望強い、だとか。女性は嫌いと思ってもあまり口に出さないぽい。笑って理解ある振りってのもありますよね。性別違和感との解釈が嫌いってのはわかるかもf^_^;女だって男にしか見えない人がいる、でとどまらない理由が理解出来ないのかも。

  1. のら said...:

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    ■カズキさん
    そうですね、男性の方がセクマイへの抵抗感は強い感じがします。
    それだけ男性の方がジェンダーに強固というか。
    変身願望が、女性特有の憧れとして思われてるっていうのはありそうですね。笑
    でも理解がある振りをするのも、ある意味残酷だなぁ・・・と身勝手に思ったりもします。
    授業では、「GID=嗜好」という発言があったりして偏見も垣間見られました。
    まだまだ性別違和感をもつ人に対する理解は薄いようです。

  1. カズキ said...:

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    他人だから理解しようとする風にもありますねゞ家族にGIDがいなくて良かった…て思う人が大半かと思います。残念だけど深い意味で理解して接するというより、GIDはこうやって受け流す物、程度の理解なのかもしれません;性別違和感とジェンダー違和感の違いってとても複雑で難しいf^_^;

  1. のら said...:

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    ■カズキさん
    家族だと距離が近すぎて、理解はできても「受けいれる」まではいかないのかもしれませんね。
    「性別違和感」はとりあえず受け流せばいい…という風潮がこれ以上根付いてしまわないといいんですが…。
    性別違和感とジェンダー違和感の違いは、本当に複雑ですね。
    自分の生物学的性別や身体からくる不快感・違和感と、性役割に対するものからくる不快感・違和感が最近ごっちゃになってますけど、それだけ性自認というものが複雑である証拠なんでしょうかね。

  1. カズキ said...:

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    度々書き込み失礼します。偏見をもっちゃいけないのか、は自分の考えとしては「正しい知識をつけるために視野を拡げてみては?」て提案かなf(^^←押し付けではなく。人は誰でも偏見を持ってると思うし、自分から変わろうと行動起こさないと、いくら周りが訴えてもあまり意味がないと思います。個人サイト等だと趣味や嗜好など個人的なこととGIDが混ざるのでわかりにくいし誤解も生みますね;それにGID以前にジェンダーの理解が必要だとも思います。

  1. のら said...:

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    ■カズキさん
    いえいえ、いつもコメントありがとうございますw
    そうですね、人は誰でも偏見は持っているものだし、もし自分で偏見なんて持っていないって思ってても、必ず潜在的な認知として偏見は個人の内に存在してると思います。
    だから、カズキさんの言う様に「正しい知識をつけるために視野を拡げてみる」試みを促すようなアプローチを、個人がもっとしていかなきゃいけないんでしょうね。
    それはもう、各個人から得る接触体験だったり色んな交流だったり、とにかく長いスパンで地道にやっていくしかないんじゃないかな、と思います。

  1. カズキ said...:

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    のらさんのブログのお陰で沢山の意見を聞くことが出来て嬉しいです。自分の周りは意見交換をしたり深く考えない人が多いみたいでf^_^;
    ��IDという診断名をつくってから更になのか、一般的には頭がヤバイ病気とされてしまっていて、病気ではないことを言いたいです。普通にしてるだけなのだから。でも、病院では病気扱いされてしまうという(苦笑)時に病気扱いで救われることもあり複雑です。
    記事違いですが→学会レポート出来たらお願いしますm(_ _)mいつか学会等でお会い出来たら色々話してみたいです^^
    お互い気長に頑張っていきたいですね!答えは1つかわからないけど信じて進みたいです(笑)

  1. のら said...:

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    ■カズキさん
    僕も、カズキさんと意見交換できて嬉しいです。
    同じ問題意識を持ってる人と交流できるのは、本当に貴重な体験だと思ってます。
    GIDという診断名のおかげで医療的な保護を受けられるようになり、「病気・障害」という地位におかれることで社会的には「差別してはいけない」という風潮に持ち込まれていますが、
    他方で当事者たちは、自分たちを「病気・障害」とは思っていないという、なんとも複雑な構図ができてしまいましたね。
    しかも、カズキさんの言うように「時に病気扱いで救われることもある」という、何とも皮肉な現状が。
    こうまでなると、何が正しくて何が間違いなのか、それすらよく分からなくなってきます。笑
    学会レポート、僕なんかでよかったらさせていただきます。
    僕も、いつかお会いしたら色々語ってみたいですw

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