パートナーが教えてくれた全米話題の短編映画
「Love Is All You Need?」が期間限定で公開されていたので観てみた。
もしゲイやレズビアンなど同性愛が多数派で、異性愛者が少数派な世界だったら…?
多数派と少数派の立場を逆転して描いた、実話を基にした作品です。
少数派の多くの人たちが感じてきた気持ちや体験した状況を細かく再現しています。
幼少時、自分が周りと違うことに気づき、フツウ(多数派)になろうとする。
周囲の大人やマス・メディアから、少数派は異端だと聞かされる。
周囲の大人や親から、思春期の一時的なものだといさめられる。
クラスメイトや友達だった人から、いじめ・差別を受ける。
ある日主人公の少女は、学校で激しくいじめを受け、それが親にバレてヘテロになったことを言い争う両親を目の当たりにします。
周囲の理解を得られずに差別を受けて孤立し、両親も自分を理解してくれないことに絶望した
わずか8歳の少女が自殺を図るところでストーリーは終了。
多数派と少数派の立場を逆転させて、少数派の視点を感じることができる貴重な作品だと思います。
米では教育ツールとしても使われている一方で、同性愛の強制だと批判する人もいるそうですが。
多数派か少数派か、ただそれだけのことで社会的に理解を得られず差別の対象になってしまうなんて。
観ていて、感慨深いものがありました。
「Love Is All You Need?」
Saturday, August 9, 2014
Labels:
Sexuality-_-gender,
映画
0 comments: