モラトリアム

性別違和について悩んでいる友人が、ジェンダー・クリニックに行くことを決めたらしい。
その子は、僕と同じで性同一性障害ではないと自覚してるFTXの子。
もう耐えられなくなって受診を決めたそうだ。
将来的には、胸を取って名前を変えたいと語ってくれた。

ジェンダー・クリニックに予約の電話を入れたところ、早くて5月になると言われたそう。
2ヵ月待ちか…。
でもそれだけ、自分の性別に違和感を抱えて悩んでる人が多いってことだよね。

その子は、GID(性同一性障害)でない自分でも診てもらえるのかと心配していた。
GIDじゃないから治療の対象にはならない&面倒みないっていうのは、あってほしくないな。
でもこれ、クリニックに行こうか迷っているFTX等が心配する共通要因だったりするのかもね。
誰だって、否定されたくてクリニック行くわけじゃないし。

僕はどうかな。
もし、僕もジェンダー・クリニックに行きたいと思うことがあるとしたら、それはたぶん吹っ切れたいためだと思う。
別に診断名が欲しくて行くわけじゃない。
ただ、これからの人生で性別違和感を抱えながら歩いていくための指針を得たくて、専門家のところを訪れるだろーな。

それにしても、この性同一性障害(GID)の名付けってどうやって決めたんだろね。
GID=ジェンダー・アイデンティティ・ディスオーダーだっけ?
このままの方が意味が通じる気が…。
でもまぁ長いから言いにくいか。笑

みんなそれぞれ、色んな思いを抱えながら“自分とは何か”と向き合うんだよね。
自分が一番しっくりくるポジションを見つけられたら、どんなにいいだろうなぁ。
いや、見つけるけどw
そのために今、たくさん迷って悩んで考えて、モラトリアムの真っ最中なんだよね。


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