Blogはじめ

はじめまして。
めぐむと申します。

日頃、外では話題に出しづらいセクシュリティやジェンダーについて
語りたいという欲求から、ブログを始めました。
本当、言えないストレスが溜まりまくってます。
まぁ、難くならずのんびりとやってこうかと。

僕は、FTX(female to x-gender)です。
「は?」と思うのが普通の反応ですよね・・・。
簡単に言うと、「体が女で、性自認が無性または両性の人」です。
つまり、「女でもなく、男でもなく」という感じです。

僕がFTXという立場を選んだのは、自分の性別に違和感を感じる中で、
社会の認める男・女どちらかの性や、男らしさ・女らしさが、
僕にとって息苦しいものでしかなかったから。

FTXというものを知るまでは、自分が何なのか分からなくて不安で、
必死に「男」になろうとしたけど、どうしても自分にはしっくりこなかった。
だって僕は、女らしく・男らしくとか、自分が属したい性別の性役割に捉われたくない。
だから、中途半端な自分が存在するのも有りなんだと思う。

それから性役割。
性役割は、性別違和感を持つ人にとっては重要だと思う。
僕は、中性的な性役割(男性役割も女性役割も両方備えていること)でいたい。
だって、僕は性同一性障害のように完全な男になりたいわけではないので、
いくら体を鍛えて外見を男に見せても、内面は男・女どっちつかずのまま。
だから、もう昔のように無理に「男」を作ることをやめた。

でもFTXは、FTM(女から男へ)のようにはっきりした領域を持ってるわけではないから、
中途半端・一過性のものと思われて、なかなか理解されない。
FTMにも男にもなれない中途半端もの。
でもそれが、FTXだと僕は思ってる。

あ、長々と真面目になっちゃったけど、こんな感じです。
よっしゃ、これから頑張るぞ。

2 comments:

  1. said...:

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    のらさん、はじめまして。海です。初めてFtXの方にメール(?)送ります。
    実は・・・私もFtXです。最近ナベシャツを買いました。でも、男になりたいわけでもない、手術を希望しているわけでもありません。女のからだで、胸がないのが自分だと思っています。女とか男とかという認識はありません。前々から「自分は女だ」という自覚はありませんでした。
    ということで、私は女が好きです。女性を好きになるときは、心は男になります。
    実は・・・この間精神科ではないのですが、ちょっとしたメンタル面をサポートする鍼灸院に行ってきたのですが・・・「あなたは性同一性障害じゃないよ。ただ父親が嫌いだから、男性を好きになれないだけ」と言われてしまいました。けど・・・正直胸がないのが自分だと思う。そう割り切って今を生きているけど・・・怖い。鍼灸院に行くことで・・・自分が変わってしまんじゃないかと・・・。自分は、今のままがいい。ナベシャツ買って、着て、男物の服着て、最近服買うのが楽しみになってきた。少し自分の気持ちが楽になった。
    自分は、女でもない。男でもない。無性なんだ。
    と感じています。お互い頑張っていきましょう。

  1. のら said...:

    SECRET: 0
    PASS:
    ■海さん
    はじめまして。
    コメントありがとうございます!
    やっぱり、性別違和感=反対の性への転換を望んでいるというステレオタイプが、
    男(女)になりたいわけでも、手術を希望しているわけでもない、そういう人たちの存在を窮屈な場所に追いやってしまっているような気がします。
    だから、Xジェンダーは特異な存在としてみられちゃうんでしょうかね…。
    「胸がないのが自分だと思っている」というスタイルに、ナベシャツはグッドなアイテムですねw
    海さんが日常生活の中で苦痛だと思っていることをサポートしてくれるグッズやアイテムの存在は、精神的な支えにもなりますよね。
    メンタル面をサポートするという鍼灸院に行かれたのですか。
    僕がどうこう言える立場ではありませんが、この鍼灸院の方は、GIDなど性別違和感に関するちゃんとした知識をお持ちだったのでしょうか?
    何の考慮もなく決め付けてる感じが気になりました…。
    そこに行くことで、もし海さんのアイデンティティがマイナスの効果を受けるのであれば、
    距離を置くことも一つの手だと思いますよ(^^)

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