ジェンダー・ステレオタイプの子どもへの影響って、周りの環境が大きいんだなぁと痛感する日々です。
職場は、ハンディキャップを持つ子どもの医療・教育に携わるクリニックなんですが、ジェンダー・ステレオタイプがかなり根強い。
女の子は赤・ピンク、男の子は青・緑というようなジェンダー・カラーは当たり前。
子どもが遊ぶオモチャも明確に男女で区別されていて、
ままごとセットやメイクセットで遊びたがる男の子がいたら、注意したり男の子用の玩具を押し付けたりする。
好きなオモチャで遊べばいいじゃん、と思うんだけど、ボスのジェンダー観はそうではないらしい。
一番驚いたのは、クリニック主催の勉強会に招待する来賓への案内状を用意してたとき。
封筒に切手を貼っていたら、ボスが「男の先生にはちゃんと青色の貼るのよ」と言った。
正直、そこまでする必要あるか?!と思った。
せめて子どもたちには、そういうジェンダー・ステレオタイプを押し付けないで、自分で選んで決められるような空間があってほしいな…。
子どもの頃から“女らしさ・男らしさ”を当たり前のように押し当てられるのって、自分の経験からしたらもこすごくストレスフル。
ボスがよく、ハンデを持つものにとって大切なのは適応力だと言ってるけど、
“女・男”としての適応力じゃなくて、一人の人間としての適応力を育てる方が必要じゃないかなと個人的に思う。
とにかく割りきって働くしかないな…。
Wednesday, April 4, 2012
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Backnumber Jugem,
Diary 2012
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