テレビで、アルバニア地方に500年続く風習が紹介されていた。
ブルネシャという、男として生きる女性の話。
アルバニア北部は男性優位社会で、女性の尊厳は乏しい。
家長(男)が居なければ、家族は生活できない。
だから男性が居ない家では、ブルネシャが男となり家や土地や家畜を守り、家系を維持し、生きていく風習がある。
彼らは男の服を着、男のように振る舞い、男性アイデンティティを身につける。
他方、女性名は変えられず、生涯処女でなければいけないという掟がある。
自分のジェンダー・アイデンティティによる決定ではなく、社会的・文化的な問題から男性として生きるブルネシャの話は、とても興味深かったです。
あとは、ブルネシャと知りながら彼らを男性として扱う人々を見て、やっぱりジェンダーって作られたものなんだなー、と改めて感じました。
それにしても、酷な風習だな…。
Tuesday, January 16, 2018
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Diary 2018,
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