LGBTIQ


とある性教育のジャーナルを読んでいたら、「LGBTIQ」という言葉が目についた。

よく「LGBT」って聞くけど、最近はちゃんと「IQ」もつけるんですね。


L=lesbian レズビアン
G=gay
B=bisexual
T=trans gender
I =intersex 性分化疾患
  身体的な性別〈性染色体・性腺・内性器・外性器〉が男女のいずれにも典型的でない状態の人、
  性器の未分化や両方の特徴を持つ人。
Q=questioner クエスチョナー
   自分のセクシャリティー〈性的指向、性自認など〉の特定や、 名づけることを避ける人。




個人的に興味深いのはやっぱり「Q」。

「Q」には、今まであまり関心を持たれてこなかったAセク・ノンセク・パンセク、X-gender、クエスチョニング(揺らいでいる・迷っている段階の性)、トランスヴェスタイト、クィアなどの存在を示している。

LGBTIQというカテゴリーに入れられたくないという人もいるだろうけど、今まであまり表に出てこなかった「Q」という存在を仮定することで、「自分が何なのかわからない」「何者なのか知りたい」という状態の人に居場所を提供しているように思う。

例えば、まだ自分が自分のセクシュアリティに悩んでる時期にこういう情報を知ったら、「自分ってコレに当てはまるかも」「同じような人がいるんだ」って元気付けられるかもしれない。

細分化されすぎてたくさんカテゴリーができるのもどうかと思うけど、「Q」がもっと知られるようになってほしいと思う。


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